オシムの思いやり

いきなりクサいタイトルになってしまったが。サッカーのW杯メンバーが発表されてから早いもんで、
1週間がたった。常々ジーコは、23人はあたまの中では決まっているとはなしていた。
ふたを開けてみると巻の選出。わたしも「おーっ」と声をあげてしまった。
5月20日の日刊スポーツの記事によると13日の日本代表 X スコットランド戦の翌日、
14日のジェフ x エスパルス戦(ナビスコ杯)でジェフのオシム監督は、巻と阿部を条件付きながら
試合に使うと明言した。誰が考えたって、2日つづけてサッカーやるなんて、高校生ではあるまいし。
で、巻は途中出場ながら14日のナビスコ杯に出場した。「最後までジーコにアピールしてやる」
というオシムの思いやりこそが、巻のW杯メンバー選出につながったのだ。
ということで、木村元彦著「オシムの言葉」(集英社インターナショナル
いまのところ今年のベスト本。