・小林多喜二「蟹工船・党生活者」(新潮文庫)が
売れているとの新聞記事。ワーキングプアの現状が
蟹工船の世界に通じるという。
・バウスシアターで映画「タカダワタル的ゼロ」を鑑賞。
若い人が多い。それも圧倒的に女性。あとはおじさん、おばさん。
・泉谷しげるが出演していて、2曲歌う。歌う場面は
必要だったのかと思っていたが、そのあとでの泉谷が感動的だった。
これでこの映画は決まりだった。
・映画のあとは「ぐぁらん堂」の水曜ライブと称して記念ライブ。
最初は小林清。ウクレレを片手に「ヴァーボンストリートブルース」
「世界は日の出を待っている」。ウクレレのテクニックが
ハンパじゃない。次は今井忍。自分の曲を2曲。
・最後は松田幸一。2本のハーモニカを使って
いきなり「ミケランジェロ」。これはCD「タカダワタル的」に
入っている。一番前で聞いていたのだが身震いしてしまった。
・そして高田渡のアンコール曲「くつが一足あったなら」。
きょうはスターパインズカフェでの「ハーモニカフェスティバル」
の帰りとかで浅見安二郎も参加。会場みんなで歌う。
・そういえば浅見安二郎のハーモニカ教室には一度行ったことがある。
・閉塞的な時代に高田渡の曲を若い人たちは、『蟹工船」と同じように
感じとっているのかもしれない。