トノ＆コミー

・昨日は吉祥寺バウスシアターでオリヴィエ・アサイヤス監督の
　「レディアサシン」の爆音レイトショーを鑑賞。
・爆音というのはスクリーンの左右にバカでかいスピーカーをおいて
　ライブ感覚で映画を楽しもうという企画。そりゃもう歩く音とか、
　車のドアの閉まる音とかもうなんというかやかましい。
　一番前に座っていたのだが、怒鳴る声はど迫力！！
・なんでこの映画を観に行ったかというとブライアン・イーノの
　アンビエントが使われていると知ったから。アンビエントを
　爆音で聴く。なんとも気持ちいいだろうな……と思って。
・アンビエント音楽はなかなかでてこなかった。主人公のこころの
　動きがはげしくなってきたときに流れ出してきた。こういう使われ方
　なのか。効果的ではある。
・助演の中国人がきれいだったな。調べてみたら台湾女優のケリー・リン。
　堂々とした演技。これだけ落ち着いた存在感のだせる女優が日本人のなかに
　はたしているだろうか。

レディアサシン [DVD]

・はなしはかわる。なんかボーッとした休日に漫画が読みたくなって、
　みうらじゅん「アイデン＆ティティ」（角川文庫）を購入。
・一気に読んだ。おもしろいのなんの。（いまさらなにを言っているの……と
　いう声が聞こえてきそうだが）。
・なんかほかにもみうらじゅんのおもろいマンガがないかウィッキーさんで
　調べていたらみうらじゅんの３８歳の時のマイブームに「トノ＆コミー」とある。
・「トノ＆コミー」。そう殿山泰司と田中小実昌のこと。当分みうらじゅんに
　はまりそうである。（いまさらなにを言っているの……）

アイデン&ティティ 24歳/27歳 (角川文庫)