堀内誠一は肥だめだ

・きのうのこと。10時半に家を出て京王線芦花公園へ。
 世田谷文学館の「堀内誠一 旅と絵本とデザインと」展へ。
・わたしははずかしながら堀内誠一という人を知らなかった。
 いろいろな人からはなしを聞いて興味を持つようになった。
終戦直後とはいえ、14歳にして伊勢丹で働いていたという。
 最初はカットなどを描いていたようだ。あざやかな色使いの
 水彩画、線の細かい絵地図はすばらしい。そうか「ロッコール」
 もディレクションしていたんだ。手書きの「ブルータス」の
 ロゴなんてみていると、マックの中でしかデザインできない
 現代は不幸に感じた。
・「堀内さんの絵本」と題してスズキコージトムズボックス
 土井さんのトークショーを聞く。スズキコージのたとえで
 おもしろかったのが

谷川俊太郎が水洗便所なら、堀内誠一は肥だめだ

 という意味不明発言。とも吉さんご夫婦とモンガ堂さんにあう。
・1階の常設展の入り口では、『ムットーニのからくり劇場」を 
 やっていた。なんといったらいいのだろう。ほかにたとえられる
 ものがない。ひとつの箱のなかで、人形劇と朗読と音楽、照明、
 セットが完結されている。
・わたしはこの独自な世界に夢中になってしまった。こちらのブログに詳しい
YouTubeでもムットーニの世界にふれること ができます。
・駆け足の一日。駿河台下・ヒナタ屋は2ヶ月に一度の「りつ・つくる」
 ちょっと顔をだしたら律さんをはじめにして3人で夢中でゆでたまご 
 の殻を向いている。あいさつだけして、千駄木へ。
タムタムさんに用事があったので、顔をだして千駄木交流館へ。
 よみせ通りから千駄木交流館に入る路地がわからずウロウロして
 いたら谷根千ウロウロさんにバッタリとであう。
千駄木交流館では、秋も一箱古本市決起集会に参加。
 終わってからいつもよみせ通りの店で飲み会。のりぴーの話題で
 盛り上がる。