いつか夢じゃなくなるときがくる

・仕事終わって、西日暮里に急ぐ途中。「京浜東北線は、新子安で人身事故」。
 おいおい、きょうは遅刻できないんだよ。
・朝の中央線もひどかった。総武線中野駅でお客が転落、阿佐ケ谷で急病人。
 代々木付近で、緊急停止ボタン。車掌はこの三つをまとめて説明してくれるのは
 いいけど、どうにかして欲しい。
・時間が迫っているので立ち食い「大江戸そば」も喰わず、古書ほうろうへ急ぐ。
・みんなの笑顔が集まっている。しかし、きょうは緊張の面持ち。桟敷の右はしに
 座らせてもらう。宮地さんの挨拶で「小坂忠、古書ほうろうで歌う」がはじまる。
・そう、古書ほうろうの店名は、小坂忠の1975年のアルバム「ほうろう」から
 付けられている。
小坂忠さんとギターの西海孝さんが登場。忠さんのダンディなこと。
 一部は新アルバム「クリスマスキャロル」から。これが、ブルージーでソウルフル。
・「きよしこの夜」で興奮したのは初めてだ。
・二部は名曲の数々。西海さんのギターも冴える。
 「夢を聞かせて」はイイ曲だなあ。

夢の続きを聞かせて、仕事のことは忘れて あのころはみんなが集まると 朝まで
はなしていたね……いつか夢じゃなくなるときがくると言っていたね。

・「機関車」そして「ほうろう」。
・宮地さん、ミカコさん、山ちゃん、神原さん。今日のライブは、この4人への
 小坂忠さんからの、クリスマスプレゼントだね。
     
・<余談 >いただいた「クリスマスキャロル」のパンフレットを見ていたら、
 ディスコグラフィーのなかに「きまぐれ天使」とあるではないか。
 そうだったのか。1976年の石立鉄男ドラマ「きまぐれ天使」の主題歌を
 歌っていたのが小坂忠さんだったのか。へんなところでつながったなあ。