5/3 一箱古本市二日目

・5/3 一箱古本市二日目。この日も青秋部長の赤い自転車を借りて
 疾走しました。元石英書房さんの前を通って急坂を下る。風をきって
 気持ち良い。道なりにに行くとよみせ通りになる。
・戸野廣浩司記念劇場前に「とみきち屋」。早いね。D坂を上る。もちろん、
 自転車を押して。去年はここでたちこぎのタナカホンヤに抜かれた。
 悔しかったなあ。
・倉庫で大家さんセットを受け取り、千駄木の郷、旧安田邸前を通って、
 狸坂を下り古書ほうろうへ。宮地さんがちょうどシャッターを開けているところ。
 そこへきょうの助っ人駄々猫さん登場。よみせ通りから戸野廣に戻る。
南陀楼さんが来ている。セッテイングしている間に店主さんや助っ人の奏ちゃん
 やタムタムさんも集まる。奏ちゃんは今回助っ人最年少でもあり、4/27は店主も
 やっていてこちらも最年少。もう、来年の抱負を語っていた。あの本を揃えよう
 とか、ディスプレイはこうしようとか。いいぞいいぞ!
・戸野廣の観客席に4箱だから。広く使える。ステージは立ち入り禁止に。
 「忘日舎」はしぶめの文庫が多い。「とみきち屋」はいつも通り。いつも通りと
 いうのは褒め言葉! もう、すごい。「本合わせ-book matching game」は、
 網かごを使ってとてもファンシー。「こなつ堂」。見たことのない文庫が目に
 つく。よくぞこんな本を探してくるもんだ。昔の少年マガジンやいいともの
 台本など、見ているだけで面白い。開始早々、1冊の小さな写真集に目を
 奪われ購入。
・えんぞう「阿佐ヶ谷住宅」(Libro Arte)。iPhone 5で撮影した写真集だそ
 うだ。この本、知らなかったな。壊される前の阿佐ヶ谷住宅。全体的に
 淡い色調。
すずらん通りに書肆アクセスがあったなら、この本も置いていて見つけて
 いただろうになんてことを思っていた。
          
・午前中は、ほぼ戸野廣のなかにいる。外はきょうも暑いが、ここは違って
 クーラーが効いていて別世界。といいながら、近くの大家さんに出かける。
・ビアパブイシイの前は「漂流酒場」。酒場といいながら、酒場の本がなく、
 どこの国のことばか読めないタイトルの本が並ぶ。「JUNGLE BOOKS」の
 テーマは神! ジャングル健さんは、まだ開かないビアパブイシイがうら
 めしそうだった。
・リカーズのだや前は、「カリプソ文庫」今回唯一の実行委員店主。
 いつもながら怪しい。「ママ猫の古本やさん」は、ことし中央線あたりに
 マップを配布してもらった。MLにメールはよくいただいていたのに初対面。
・コシズカハム。「あろ工房」←(すいません、漢字が探せませんでした)は、
 わたしがおととしお世話になった先生である。店主一覧を見たときに驚いた
 なあ。さすがに本に関する本が多い。「脳天松家」さんを紹介しようと
 思っていたら、もうはなしがはずんでいた。その「脳天松家」は、松江の
 おんぼら堂とコラボで出店。以前からサプライズがありますよとは聞いて
 いたがおんぼら堂さんのことは教えてくれなかった。そうだったのか。
 「mondobooks」のIさんにスカートが人形柄でかわいいね、と言ったら
 mondoですからとの回答。わたしにはその意味がわかりません。
          
・午後は、まず古書ほうろうへ。「古本屋シップ」さんは助っ人さんでもある。
 フリーペーパー活字不定期便 シップをいただく。ちょっとなぞめいてる。
 「四谷書房」「トカゲ書林」の常連が並ぶ。「GEORGE BOOKS」はジョージ
 ハリスンだったのか。「ちのり文庫」は相変わらず。これも褒め言葉。
 「わくろす文庫」には、ほくろ堂が座っている。そのうち店主が帰ってきて
 ご挨拶。手芸家だそうだ。手芸家という職業の人に初めて会いました。
 豆本は売り切れ。
・そうそう、第2回の一箱古本市にわたしが出店したのは古書ほうろう前。
 そのときにいっしょだったのが「四谷書房」。あれは2006年。8年たって
 戻ってきたのだ。ちなみにこの日は、第2回の時に古書ほうろう前で店主をした、
 退屈男さん、明の窓の 坂部さんにもお会いできた。坂部さんには、あれから
 仕事上で大変お世話になりました。

・これが第2回一箱古本市の古書ほうろう前のミーティング中の写真。黄緑色の
 ジャケットがわたくし。この写真を誰が撮ってくれたのかは不明。
          
往来堂書店は「古本T」Tさんは第1回から出店しているのだ。

Mの日記@古本T「たまにはストレート・ノー・チェイサー」
http://tmasasa.exblog.jp/22538403/

・喜多の園は「ドーナツブックス」と「旅猫書房」。ドーナツさんは、よく観光
 地に置いてある……なんていうのだろう、顔だけ入れてそのご当地の人物とし
 て写真がとれるやつ。(う〜ん、説明になっていない)を作っておいてある。
 撮りますかと言われたが、こういうのが恥ずかしくて積極的になれない持ち主
 なのだ。
・KINGOは、「books195」「おやじランナーの連帯」。助っ人が恭太さんだし、
 完璧の配置。
・COURT CAFEのげ「幻影文庫」は一箱を超えていた。「文庫善哉」は予備本も
 全部だしたというから結構売れているみたい。しかし、ここは暑い。
・先にタナカホンヤ。「悪い奴ほどよくWる」から最新の名画座かんぺ
 (のむみちさん制作)をいただく。「つぐみ文庫」も暑そうだ。
          
・さて、ここからが混雑のなかに進まなくてはならない。裏道を通って根津教会。
 おみやげさんがいて、「暑苦しい」といきなりダメ出し。半年ぶりにお会いした
 というのに。長袖でに半袖のTシャツを重ね着、それに首には日焼け除けの
 手拭い。腹巻をしていることを自己申告したら、あきれけえってた。山下さんの
「Lezen met een leuk cafe」もいい雰囲気。
・大家さんの根津教会も古本を並べている。「たくさんのふしぎ」がどれも100円。
 庄司絵里子 文、村上康成 絵「あっ、流れ星!」(福音館書店)を購入。
・チャリを根津教会において、ひとごみのなかツバメブックスへ。わかったいた
 とはいえすごい混雑。「ゆず虎しょう」←しょうの漢字のだし方をこのあいだ
 教えてもらったのに忘れてしまった。虎さんに挨拶。
          
・戸野廣に戻り、閉店後片づけをして、シートを持って不忍ふれあい館へ。
 それから青秋部長号を返却に行って、日暮里へ。27日に挨拶ができなかった
 com SO Koyaに寄るもまたもや演奏中のため、素通りしてまたもや不忍ふれあ
 い館へ。途中、芋甚の小倉アイスを買い食い。うまし。
・表彰式が終わり、モゴモゴで助っ人さんたちと打ち上げ飲み会。
 うまかったな豚肉。

・写真右下は、「食遊食読 01 寺島なすを食べる」。リコシェさんからいただ
 きました。