・4日、いやな予感はしていたのだ。高崎線の不通。
タクシー、秩父鉄道、東武線、都営浅草線、京急線
と乗り継いで3時間かかって羽田につく。
*
・夕6時、那覇空港についてゆいレールでホテルのある旭橋で
下車。目の前にあるはずの那覇バスターミナルがない。
再会を楽しみにしていたのに。あの二階の食堂!
・建て直しかあ。先に書いてしまうが、那覇はあちらこちら
で再開発。農連市場もなくなっていたし、桜坂には
巨大なホテルが。国際通りにこれまたでかいドンキ。
美栄橋駅横の珈琲屋台ひばり屋あたりもホテルが建つという。
・うーん。
*
・宮古そば「どらえもん」でかまぼこそばで腹を満たし、
沖映通りのジュンク堂書店に向かう。地下の会場で
南陀楼綾繁さんと新城和博さんのトークが丁度
終わったところだった。
・ふたりにそれぞれサインをいただく。
・「ヒトハコ 創刊号」編集発行人・南陀楼綾繁(ビレッジプレス)
ヒトハコ 創刊号(2016年秋)―「本と町と人」をつなぐ雑誌 特集:一箱古本市の楽しみ
- 出版社/メーカー: ビレッジプレス
- 発売日: 2016/11/01
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- 作者: 新城和博
- 出版社/メーカー: ボーダーインク
- 発売日: 2015/05/25
- メディア: 単行本
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味噌味のナーベラーちゃんぷる、だし味のマーミナー
ちゃんぷる、生まぐろの刺身もうまい。
・新城和博さんは那覇で一箱古本市を立ち上げた人であるし、
ボーダーインクの編集者。ボーダーインクといえば雑誌「ワンダー」。
その新城さんは「ワンダー」の編集人。
・もう20年前になるが、仕事である会社のカタログを制作して
いた。沖縄で撮影ロケが行われることになって、わたしは、
沖縄の情報を集めていた。神保町の新刊書店で観光ガイドや
写真集を買って、すずらん通りの地方・小出版、ミニコミの
専門書店「書肆アクセス」へ。ここで見つけたのが
「ワンダー vol.18」。特集は「ここだけの那覇」。
副題「観光の役に立たない那覇脱力ガイド」。役に立たない、
こういうの好き。ロケ資料にはならないが自分用に。わたし
がロケについていくだけの経費はないので、「ワンダー」で
沖縄に思いを寄せる。
・思い起こしてみると南陀楼さんのフリーペーパー「モクローくん通信」を
みつけたのも書肆アクセスの店頭ワゴンだった。それに
第1回の一箱古本市告知が載っていたんだ。
・南陀楼綾繁、新城和博、書肆アクセスわたしの中でつながった。