古本とハゲ

つげ義春の名作に「古本と少女」というのがあるが、
なぜか古本屋にはハゲた客が多いなあ。
11月5日(日)
もう当分やめたとあれだけ言っていたのに
性懲りもなく高円寺・西部会館へ
古書店地図帳(図書新聞)400円
森まゆみ「不思議の町 根津」(ちくま文庫)ASIAN DOG 300円
COMIC BOX 1982年10月号「特集 長井勝一ガロ編集長」
浜田山・パラディ300円
朝日ジャーナル増刊1989年4月号「手塚治虫の世界」
高円寺・竹岡書店 300円
コミックボックスと朝ジャは、永島慎二の漫画とコメントが
出ていたから。野坂昭如の「プレイボーイ入門」が500円で
出ていたが、おもしろくなさそうなのでやめた。
あとは井伏鱒二がけっこうあったが最近読めなくなってきたしな。
「岳麓点描」のむちゃくちゃきれいな本が500円で迷ったがやめた。
そのかえりに荻窪ささま書店店均一
ほしょ月刊「カレー三昧」2000年11月 105円
これは小林カツ代がインタビューを書いているから。
野坂昭如の本が均一で40冊ぐらいでていた。ちょっと前だったら
買っていたのだが。野坂の親父さんの本まであった。だから、店内の
野坂のコーナーは5冊ぐらいしかなかった。
まとめて買う人いるだろうなあ。
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11月6日(月)
新橋古本まつり
平野恵理子「ふつつか台所自慢」(中央公論新社)2001年
自由が丘・西村文生堂 500円
昼休みを利用して、もう必死。時間との戦い。文庫と漫画は明日に
まわして単行本を探す。まあ、田中小実昌「ふらふら日記」という
おもしろそうな本があったが、2100円もついていて手が出ない。
あすもいくのかなあ。
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きょうついにリアップをきらしてしまった。
こんなことやっていたらリアップも買えやしない。
ハゲるばかりである。