2007-05-06 気持ちの悪い歌 CDジャーナルムック「高田渡読本」(音楽出版社)の なかで柄本明のコメントがよかった。 こういうのが歌というものかと感じたのは、あの人の歌を聞いてから。 あの人の歌は、うるさくなくていい。「この世界は素晴らしい」だの、 そういうの、うるさくて仕方ないでしょ。なんだか気持ちの悪い。 感動しろ、感動しろ、みたいに言われてさ。 柄本明さま恐れ入りやした。 高田渡は詩がいいんだ。他人の詩でもセレクトがスバラシイんだな。 「鎮静剤」「値上げ」なんて聞いてごらんなさいよ。あなた。