・修行の身とは、古本屋をはじめようとして、修行しているわけでは
ありません。人生の修行という意味です。お間違いなく。
*
・寒い。ガス、水道は修理が来ました。まだ、PCは古いまま。エアコン
もなんとか。3回スイッチを入れて1回は動くという感じです。
・22日と23日は「古書西荻 モンガ堂」で店番をいたしました。なにが
できないって、お客さんが入ってきたときにどんな顔をすれば
よいのか。ニッコリ笑って「いらっしゃいませ」がなかなかできない。
・22日はトマソン社の雑誌「BOOK5」4号を片手に暢ちゃんが書いた
「本屋さんへの道のり 西荻編」をもとにモンガ堂まで歩きました。
そのなかで紹介されているとらや本店は、午前中だというのにお客さん
でいっぱい。肉やなのにシメサバまで売っているという、評判のお店。
・22日のお手伝いは、豆本作家のmondbooksヨンネさんとCD常設棚を持つ
Londonpigさん。お二人とわいわいやりながら店番をしておりました。
一部、勝手に本を入れ替えたり楽しませてもらいました。
・23日は雨。祝日で中央線が西荻窪に停車しないので、荻窪まで行きバス
でモンガ堂へ。雨の日の古本屋を経験させてもらいました。
・雨が上がったのは夜で、結局外の均一棚を出しませんでした。夜でも
だしたほうがよかったかどうか迷いました。
・この日は、装丁家のみずほさんとお手伝い。みずほさんは「ユリイカ」
の装丁を3年間されたそうで、そんなはなしをふむふむと。
・ことの日も知り合いがたくさん来てくれて、差し入れまでいただき
ました。
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・25日は、東京蚤の市に出店する「古書信天翁」へのお手伝い。
24日も朝だけ、顔をだしましたが。今回で2回目。東京蚤の市のことは
前にも書いたと思うのですが、いままで見たことのない。
各地のアンティークや古本屋、おしゃれなカフェが一同に集まる
というイベント。
・なんたって、京王閣という競輪場を使っているというのもいいね。
空が抜けている。鴨だろうか、無数の編隊を組んだ渡り鳥が
飛んでいったのには感動しました。
・食い物がどれを食べてもおいしかった。特に茹で上がったペンネを
ソースでからめたのと、マロンのあんがついたパンケーキはいずれ
も絶品。それとやまちゃんと食べに行った駅前の三上屋。名物の
うな丼もおいしかった。みんな昼だというの酒飲んでいるし、定食
もいっぱい種類があった。こんな店が近くにあったらなあ。
・古書信天翁の特徴は、キリムの上に積んだ本のやま。4列に20個、
本を縦につみました。ジャンルはいろいろ、洋書、デザイン、美術、
写真、服飾などなど。バカデカく重い本もあったり、裸本もあったり。
で、ゴチャゴチャした感じが実により。他店でも同じ雑誌を縦に
並べていたところがありましたが。これぞ信天翁のこころいき。
行ったことはないけれど、パリの蚤の市にありそうな風景を
作っていました。
・300円の入場券を払って会場に入るにも関わらず、すごい人出でした。
・思いがけずに2件の古本屋さんのお手伝いをさせてもらいました。
こんなことはなかなかできることではなく、貴重な体験になりました。