一箱古本市、終わりました

・4月30日、不忍ブックストリート一箱古本市は終了しました。

・午後からの助っ人なので、ゆっくりの朝でした。それでも

 3年ぶりのお祭りなので興奮を抑えられず早めにでかけました。

・いつもなら一箱の朝は田端のタリーズなんだけど、今回は

 上野のドトールで珈琲を一杯。上野のお山下の通りを行くと

 人でにぎわう横丁が見えてきた。会場のHOTEL GRAPHY NEZUだ。

・なんにんもの知り合いと目が合う。最初はテレがあったが、すぐに

 むかしの感覚に戻るのはうれしい。

ミランフ洋書店さんがツイッターでつぶやいていたが、

本の箱をはさんで、店主さんとお客さんが楽しげに話しこんで

いるのを見て、「ああ、これだよ!」と幸せな気持ちになりました。

   ほんとそんな風景が広がっていて見ているだけで微笑む。

・とみきち屋さんで『60年代新宿アナザー・ストーリー 』

 を購入。これはとみきち屋さんがツイッターで紹介して

 いたので狙っていました。

        * 

・なんとなく路地をまっすぐ歩いていくと不忍通りにでた。

 タナカホンヤに顔をだす。ここも久しぶり。タナカさんに

 挨拶。変わらないなあ。ここでスズキさんに会う。いつも

 古本市の常連。一箱でこのひとに会わなくっちゃ。

        * 

・12時なので「根津 松島」でチャーシューメンを食べる。

 やはりここの醤油ラーメンは大好き!

・忠綱寺に着く。実行委員のみづほさんやとも吉さんが

 入場制限の行列をさばいている。

・13時になり、松下さんに交代して会場である本堂への入場

 かかり。なかの状況を見ながら入場を制限する。結構これが

 ムズカシイ。しのばずくんの縫いぐるみを撮影していく

 ひとも多い。

・そとでは2箱。旅猫雑貨店さんにあいさつ。

 「やまがらさんに見せたい写真集があったんだけど

 すぐに売れちゃったわ」とのおことば。残念。

・本堂の風景。広くてゆったりできる。天候不順なGW

 だがきょうはよく晴れてくれた。

・2階は畳敷き。これもまたいいね。交代して

 2階の担当。

・神山堂さんから2冊購入。いずれも店主のおススメ。

・可惜夜書房から1冊。ジャケ買い。題名もいいね。

・恒例の勝手にやまがら文庫賞は「可惜夜書房」に 

 決定。なんたって店名が読めない。あたらよ、と

 読むそうだ。明けてしまうのが惜しい夜、という

 意味だそうだ。まだまだ知らないことがありますね。

・「可惜夜書房」のテーマは「眠れぬ夜は、本をひと匙」

 なんともいまの自分にピッタリではないか。すいません、

 賞品はありません。

        *

・終わって片づけをして、帰りに古書ほうろうに寄る。

 打ち上げがない。酒を飲まずに帰るのははじめてだ。

 来年は通常に戻って欲しい。

・やはり一箱は楽しい。独特の高揚感があり、みんなで

 それを共有できるのがいいな。44人の知り合いと

 はなしができた。こんなに多くのひととはなしをするのも

 3年ぶり。さて来年は店主をしたいと思っています。