・それにしても気分の滅入る事件だな。
どうしてこんなことができるんだろう。
社会ってなんだろうね。
*
・立川談四楼「談志が死んだ」(新潮文庫)読了。
立川談四楼「談志が死んだ」
- 作者: 立川談四楼
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2015/10/28
- メディア: 文庫
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・談志を知ったのはやなせたかしと一緒にやっていた
テレビ番組 NHK「まんが学校」。Wikipediaで調べると
1964年から1967年までというから、幼稚園から小学一年生
だな。内容は覚えていないが立川談志とやなせたかしという
名前は覚えた。談志は一番最初に知った落語家なのか。
・子供のころは演芸番組をたくさんあってよくみていた。
談志の落語をテレビで見た覚えがない。談志はいつも
洋服で立って漫談をしていた。それが面白くないんだ。
わたしが子供だったからなのか。
*
・落語自体はライブで聴いたのは5回ぐらいじゃないかな。
談志の落語は観たことがなかった。興味はないわけでは
ないんだが。それなのに落語の本は好きでよく読むのは
どうしてなんだろう。
・落語と同じことが言えるのが、小津安二郎。映画は
そこそこは観ているがあまり積極的には観ていない。
それなのに小津に関する本は好きで読んでいる。
*
・「シャレのち曇り」があまりにも面白かったので、
「談志が死んだ」を読んだ。こちらも負けず劣らずの
読み応え。
・特に談四楼が談志からクビを言い渡されてからのこと。
もう推理小説のようで。「なにが原因なんだ」と考え
させられるのだが、なかなか謎解きになっていかず、
悶々とさせられる。談四楼のなかに入ってしまったような。
*
・そういえば、談志のような奴がいたなあ。怒りっぽい割に
あとからフォローはしっかりしてくるタイプ。