・小津安二郎に関する本をよく読むのだが、小津映画は
あまり観ていない。「東京物語」「長屋紳士録」
「生まれてはみたけれど」これぐらいだろうか。
・子供の頃にTV映画で後期の作品はいくつか観ているの
だが、ほとんど覚えがない。小津映画がつまらない
ということはないのだが。黒澤明はすべて観ているのに。
*
・落語に関する本もよく読むのだが、LIVEではあまり観た
ことがない。好きなのは春風亭柳昇「結婚式風景」と
笑福亭仁鶴「青菜」。ラジオで聞いてCDを持っている。
・春風亭柳昇をなまで聴きたくて、御徒町の吉池寄席を
観に行ってからずいぶん経つなあ。そうそのときの
柳昇があまりおもしろくなかったんだ。
*
・先日、古書西荻モンガ堂の均一でこの本を見つけて購入。
- 作者: 吉川潮
- 出版社/メーカー: 新潮社
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・この本にも出てくるが、柳朝は「日曜演芸会」。
10チャンネルで日曜のお昼だった。その大喜利の
メンバーのひとりだ。米丸、夢楽、小せんあたりは
覚えているなあ。
・笑点と違って、すごい狭いところにごちゃっとひと
がいたイメージがあって、にぎやかなところで
やっていた。この本によると末廣亭だったのか。
*
・いやあおもしろい。550ページの大作、一気に読めた。
最近の一気は一週間かかる。若くはない。
・冷静に考えるとこのような本が均一で買えるというのは
なんかなあ。やはり時代は間違えていると思う。