増田みず子『小説』(田畑書店)

 

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・10月14日の毎日新聞朝刊。『連載「ぶらっとヒマラヤ」を終えて』という

 記事。「ぶらっとヒマラヤ」は中年記者のヒマラヤ挑戦記。この連載は

 おもしろくていつも楽しみにしていた。山と向き合うことによって自分

 とも向き合うことになるというところは哲学的でもあった。

藤原章生『ぶらっとヒマラヤ』(毎日新聞出版)として本になってます。

 

 

・この記事に増田みず子『小説』のなかのことばが紹介されていた。

「ヒマになったので、体をきたえはじめました。すいぶん、弱って

 いたので。あっという間に、健康になりました。」

    なんていうことばでもないのだが、わたしには救われることばでした。

 というのもずっと体調が悪く気分もすぐれず過ごしていたからです。

 このまま老いてしまうのかと不安になりました。

・すぐにネットで図書館予約でこの本を入手しました。増田みず子さん、

 名前は知っていましたが本を読むのははじめて。前のことばにある

 ように平易な文章で読みやすいのがよかった。ここのところ途中で

 投げ出す本が続いていたので。

・小説というタイトルだから小説なんだろうけど。なんというか。

 短編は似たようなはなしなのだが少しづつ違っていて、不思議なかんじ。