山田詠美『吉祥寺ドリーミン』

 

山田詠美『吉祥寺ドリーミン』(小学館)を読んでます。

・なんどもこのブログで取り上げているかもしれませんが、

 山田詠美と同い年生まれ。山田詠美のほうが1学年上ですが。

・同時代を生きてきたんだなあ、とふむふむと読んでいる。

 西丸震哉「41歳寿命説」について書いてある。子供のころに

 チクロとか合成甘味料などを食べてきたわたしたちの年代は

 41歳までしか生きられないと。この本はまだ二十代のころに

 読んで、そうか41歳までしか生きられないのかと本気で思った

 もんだ。山田詠美が言っているように還暦を過ぎてもまだ

 生きている。

 

・『私のことだま漂流記』は山田詠美の新刊です。わたしは、

 新聞連載で読んでしまったので本は買っていませんが、この

 本もおもしろいです。

どんな男が好き?という問いに、多くの女は「優しい人」と

答える。でも、優しいって、本当はどういうことなんだろう。

・こういう疑問をつねに持っているところがすごいところ。

 答えは本を読んでください。