2022年をふりかえる-読書編ー

 

 

・恒例、ことしをふりかえります。

・いやあ、こんなに本を読んだ年はいままでに

 ありませんでした。まあ、面白い本に出会えた

 ということでしょう。あと人物伝が好きなんだな

 というのがことしわかったことでした。

・久しぶりの不忍ブックストリート一箱古本市、楽しかった!

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・『遅く起きた日曜日にいつもの自分じゃないほうを選ぶ』 

 スズキナオ(スタンドブックス)

・『本郷』木下順二講談社文芸文庫

・『みんな山が好きだった』山際淳司(中公文庫)

・『食堂のおばちゃん 8,9,10,11,12』山口恵以子(ハルキ文庫)

 ……ことしも山口恵以子作品をよく読みました。

・『丘の上の賢人 旅屋おかえり』原田マハ集英社文庫

・『聖子』森まゆみ亜紀書房

・『あいたくてききたくて旅にでる』小野和子(PUMP QUAKES)

 ……この本がことしのベスト本!

・『老いの道づれ』沢村貞子ちくま文庫

・『本を読む前に』荒川洋治新書館

・『岩宿の発見』相沢忠洋講談社

 ……岩宿遺跡に行った帰りに足利で見つけた古本屋で購入。

・『長谷川恒男 虚空の登攀者』佐瀬稔(中公文庫)

・『地形の思想史』原武史角川書店

・『ずぶ六の四季』大竹聡本の雑誌社

・『日本の喜劇人』中原弓彦晶文社

・『語りあかそう』ナンシー関河出文庫

・『二丁目のフィールド・オブ・ドリームス永沢光雄廣済堂出版

・『アロハで酒場』なぎら健壱双葉社

・『飛び立つ季節』沢木耕太郎(新潮社)

・『黒石』大沢在昌(光文社)

・『吉祥寺ドリーミン』山田詠美小学館

・『ツボちゃんの話』佐久間文子(新潮社)

・『夢を食いつづけた男』植木等ちくま文庫

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・番外編 『私のことだま漂流記』山田詠美毎日新聞日曜版連載)

 ……新聞の連載で待ちどうしくてこれだけ夢中になって

 読んだことはなかった。

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木下順二『本郷』のなかで知ったのだが夏目漱石三四郎

 に「への三号」という番地がでてくるそうだ。