・古本屋さんを思いがけず発見するとうれしくなりますよね。
むかしは東京の私鉄沿線の小さな駅にはじめて降りて、
駅前商店街を歩いていった先の横丁あたりに古本屋を
見つけたりしたものでした。そういうことがなくなったなあ。
・あまりひとの行かないところを歩くのが好きなのですが、
田舎のどこも営業していないような商店街の片隅に
新刊書店を見つけたときにはびっくりしました。それも
最近開店したような感じのお店。店の前を歩いているのは
わたしだけ。
・また、峠越えの道を4時間歩いてきてみつけたブックカフェ。
このお店は古本も売っていて、いい写真集がたくさん並んで
いました。しかも安い!。きつねかたぬきにでもだまされて
いるのではないかと思ったことも。
・古民家の古本屋を見つけたときは、おっと思ったのですが、
土日のみの張り紙があってがっかり。副業として古本屋を
しているのでしょうね。
・確実に地方では小さな新刊書店、古本屋、ブックカフェが
増えています。
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・2月に伊那の「たけうま書房」と諏訪の「言事堂」に行って
きました。どちらも古い知り合いで長野に移住して古本屋
を再開しました。念願かなってのうれしい訪問でした。
・「言事堂」の店主がおっしゃってましたが「近くに新刊書店
がないのでいままで新刊書店を利用していたお客さんが来て
くれています」とのことでした。古本屋の役割を変わってきて
いるのでしょうね。「言事堂」も郷土本など新刊にもちからを
入れています。
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……元本から48年かかっての文庫化。わたしの一番好きな本。
・『師匠はつらいよ』杉本昌隆(文藝春秋)
……師匠はなかなかの文才があります。面白かった。
・『かれが最後に書いた本』津野海太郎(新潮社)
……追悼。
・『編集者T君の謎』大崎喜生 (講談社文庫)
……もっと将棋関係の本を書いてほしかった。追悼。
・『詩の中の風景』石垣りん (中公文庫)
……散歩堂さんがXでこの本のことを書いていたので読んでみました。
・『武器ではなく命の水をおくりたい 中村哲医師の生き方』
宮田律(平凡社)
……一気読み。ほんと面白かった。
・『南光』朱和之 (春秋社)
……翻訳は青秋部の中村加代子さん。大変な力作です。
……これも一気読みでした。
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・まだまだ読みかけ、積読の本がたくさんあります。なのにまた本を
買ってしまう。来年もよろしくお願いします。