2021年をふりかえるー読書編

・ことしをふりかえります。

・2020年2月以来、1年8ヵ月ぶりに古本の棚を借りている

 古書西荻モンガ堂に行く。いやあ、長かった。こんなに

 長い期間東京に行かなかったのも生まれて初めてじゃない

 かなあ。

・古本屋にもほとんど行ってなくてことし買った古本は

 まだ10冊ぐらい。ほんと今年は停滞していました。

          *

・それでもってことし面白かった本。読んでない本、読みかけ

 の本はたくさんあるのにそれらは読まずに再読が多かった。

 再読ってあまりしないんだけどね。

・『永島慎二共和国』(大和書房)

・『高田渡に会いに行く』なぎら健壱駒草出版

・『隣の国のことばですもの』金智英(筑摩書房

 ……茨木のり子関連の本はまだまだでてきますね。

・『雄気堂々』城山三郎新潮文庫

 ……ことしは渋沢栄一を知る一年でありました。

・『食堂のおばちゃん 4,5,6,7』山口恵以子(ハルキ文庫)

 ……もうおばちゃんなしでは生きていけない。

・『三文役者あなあきい伝』殿山泰司ちくま文庫

・『ガロに人生を捧げた男』白取千夏雄(興陽館)

・『三文役者の死』新藤兼人(同時代ライブラリー)

・『男子の本懐』城山三郎新潮文庫

・『将棋指しの腹のうち』先崎学文藝春秋

・『関西フォークがやって来た!』なぎら健壱ちくま文庫

・『藤井聡太論』谷川浩司講談社α新書)

・『ゴリラからの警告』山極寿一(毎日新聞出版

・『歴史のダイヤグラム原武史朝日新書

・『小説』増田みず子(田畑書店)

・『プカプカ 西岡恭三伝』中部博(小学館

・『言の葉さやげ』茨木のり子花神社)

・『五感巡礼』大竹昭子(カタリココ文庫)

・『室内室外』大竹昭子(カタリココ文庫)

・『頼朝と義時』呉座勇一(講談社現代新書

・『ひきこもりの真実』林恭子(ちくま新書

          *

・「いま苦しいのはむしろ幸せ、と思いなさい」城山三郎

 『男子の本懐』のなかで語ったことば。その境地まで

 来年はたどり着けるのか。