「捨てる技術」がなつかしい

佐野眞一「人を覗にいく」(ちくま文庫)では網野善彦も紹介されている。
網野善彦を最初に読んだのは講談社日本の歴史シリーズ
第0巻「日本とは何か」だった。この本読み進んでいくうちにはまってしまった。
富山だったかなあ、日本海を中心にした地図がでていた。その地図は日本と中国
という関係をはづして語られていた。富山と渤海の交流みたいな。
結構近くに感じるんだよね。この地図を見ると。いつも見慣れている視点の違い
を。なんかうまく書けないなあ。というのもこの本が手元にない。
あのころ辰巳渚「捨てる技術」(宝島社新書)も読んでいて、その影響で
他の本といっしょに古本屋に売ってしまったのである。
いまとなっては惜しい本がいっぱいあった……というはなし。