原作を読んでみようか

遅ればせながらマキノ雅彦の「寝ずの番」をDVDで観る。
伊丹十三の「お葬式」と比較しながら、見始めたのだが……
それがバカげていたことがすぐに気づいた。おもしろかった。
イントロのつかみはすごかった。これ以上のものはないのでは
ないか。全編下ネタ。監督の必死さがツタワってきた。
それだけきわどいはなしが多かった。だからおもしろいのか。
なつかしい春歌がいくつかでてきた。
以前このブログにも書いたけど、人間には春歌が必要であると
改めて感じた。わたしなんかは最後の世代だと思うが、日本人の
文化だよな。生きて行く活力です。

寝ずの番 (講談社文庫)

寝ずの番 (講談社文庫)