いざ神保町!

・先日、ある方から「ストレスたまってますねえ」って
 指摘をウケる。どうもわたしのはなしが愚痴っぽいらしい。
・これはいかん。きょうもサービス休日出勤なのだが、
 出社前にストレス解消のため古本市をはしごする。
・某古本市。ここはムチャクチャ安い。
武田百合子犬が星見た」(中公文庫)
 吉田健一「舌鼓ところどころ」(中公文庫)
 金子光晴「ねむれ巴里」(中公文庫)
 開高健「衣食足りて文学は忘れられた!?」(中公文庫)
逢坂剛選「スペイン読本」(福武文庫)
 澁澤龍彦「マルジナリア」(福武文庫)
青山二郎「鎌倉文士骨董綺譚」(講談社文芸文庫
 島尾敏雄「その夏の今は/夢の中での日常」(講談社文芸文庫
楳図かずお「恐怖への招待」(河出文庫
森茉莉「貧乏サラヴァン」(ちくま文庫
 古川緑波「ロッパの悲食記」(ちくま文庫
色川武大「怪しい来客簿」(文春文庫)
色川武大「なつかしい芸人たち」(新潮文庫
 谷川俊太郎編「母の恋文」(新潮文庫
 小林信彦「世界の喜劇人」(新潮文庫
  これはあまりキレイではないが、安かった。
赤瀬川原平「鳥の時間」(平凡社ライブラリー
・「北海道駅名の起源」(日本国有鉄道
山口瞳「還暦老人極楽蜻蛉」(新潮社)
 山口瞳「還暦老人ボケ日記」(新潮社)
 柄本明「東京の俳優」(集英社
  これはけっこうあたらしいと思うが……
岩波新書も安かった
 井伏鱒二「川釣り」
 網野善彦「日本中世の民衆像」
 武田泰淳「政治家の文章」
 富士正晴「中国の隠者」
 山路間古「古川柳」
・場所は変わって神保町。なにしろ人が多い。
 青空古本市にて
古今亭志ん生志ん生長屋ばなし」(立風書房志ん生文庫)いにしえ書店
 森茉莉「枯葉の寝床」(新潮社)田村書店
 森茉莉「靴の音」(筑摩書房)玉英堂書店
  森茉莉の2冊はいままでみたことがなかった。
すずらん通りのワゴンセール
 殿山泰司「JAMJAM日記」(ちくま文庫筑摩書房
 殿山泰司「三文役者ニッポン日記」(ちくま文庫筑摩書房
  筑摩書房のワゴンはサイン本を放出していた早川書房のワゴンと 
  並んで黒山の人だかり。ちくま文庫がなんと半額。
  となりの人が抱え込んでいた田中小実昌エッセイコレクション全6冊を 
  横目で観ながら、もっていなかった殿山泰司の2冊を購入。
・おしゃれなカフェヒナタ屋の古本コーナー
 岸本佐知子「ねにもつタイプ」(筑摩書房
  いつも「ちくま」の連載を拝見しているが、本になっているとは
  知らなかった。
・久しぶりだなこんなに本を買ったのは。これらの本をかかえながら
 仕事に向かった。トホホ。