・エノケン、ロッパ、金語楼なんて呼ばれた時代があったそうだ。
金語楼は、NHKのジェスチャーに出演していたのを覚えている。
・エノケンはなんといっても「渡辺のジュースの素」のCM。
がらがら声で「渡辺のジュースの素です、もう一杯」と唱えていた。
子供の頃「渡辺のジュースの素」でジュースを作った覚えはない。
というのもみんな「渡辺のジュースの素」の粉末をナメたもんだ。
・オレンジ色の舌を出して、比べて喜んでいたのだ。
・ロッパは知らない。わたしが2歳の時になくなっているから
覚えていないのだろう。
・古川緑波「ロッパの悲食記」(ちくま文庫)を読む。感想というか驚き。
ロッパはむちゃくちゃ大食いである。
戦前の料理が豊かだった(上流だけだろうが……)
戦中でもロッパはこれだけのものを喰っていたのか。
・なんたって戦前にそれも中学生のときだっていうから大正時代かに
アンティチョークを神戸で喰っているんだからすごいもんだ。
・ロッパの写真は観たことがあるが、映像は観たことが無い。文章では笑えない。
本当にこの人はお笑い芸人だったのかと、この本を読んで考えてしまった。
- 作者: 古川緑波
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1995/08
- メディア: 文庫
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