チャンバラ三昧

四谷書房さんのブログを読んで気になっていた
 池田晶子「人間自身 考えることに終わりなく」(新潮社)
 思いがけずブックアイランドで見つけて購入。
池田晶子のことばはどれも重い。こころの奥底にぐさりとくる。
 それに比べて首相のことばの軽いこと。

人間自身―考えることに終わりなく

人間自身―考えることに終わりなく

・いま読んでいるのは竹中労鞍馬天狗のおじさんは 聞書アラカン一代」
ちくま文庫
 ちょうどいまさしかかっているのが森光子のインタビュー。
 森光子はアラカンのいとこにあたる。
・森光子のデビューは昭和10年(1935年)。
 ということは芸歴73年、すごいなあ。
・戦前の映画に出演している女優さんはまだ何人が健在だけど、
 男優は思い当たらないな。こんなところからもおんなのすごさがわかる
 ってもんだ。
鞍馬天狗のおじさんは (ちくま文庫)

鞍馬天狗のおじさんは (ちくま文庫)

・ここのところチャンバラづいている。高橋治「純情無頼―小説阪東妻三郎
  (文春文庫)も読んだ。この勢いで田山力哉「千恵蔵一代」(教養文庫
 富士正晴大河内伝次郎」(中公文庫)でも読んでみようか。
・おもしろさでは黒鉄ヒロシ、ペリー荻野「日本チャンバラ狂」(集英社
 はおススメです。
伝説日本チャンバラ狂 名作時代劇おもしろドキュメント

伝説日本チャンバラ狂 名作時代劇おもしろドキュメント

純情無頼―小説阪東妻三郎 (文春文庫)

純情無頼―小説阪東妻三郎 (文春文庫)