・台風のなかでの「ふるほん日和」が終わりました。園芸用の
ながぐつに山パンツにいつものザックといういでたちで鳩の街に
向かいました。本は濡らしてはいけないので、少なめにしてごみ
袋につつんで持って行きました。
・浅草橋から押上へ、東武線に乗り換えて曳舟に付きました。
ホームで駄々ちゃんに出会った。駄々ちゃんの案内で鳩の街へ。
・実は鳩の街に来るのははじめて。思ったより細いとおりの商店街。
晴れていれば、みちくさ市のように各商店の前に店を広げるのだが
この天気ではね。寺島集会所というたたみ20畳ぐらいのスペース
・うん、寺島? 今ごろ気がついた。あの滝田ゆう「寺島町綺譚」の
舞台ではないか。今回、小学館文庫「銃後の花ちゃん」「しずく」
を持って来たのに、「寺島町綺譚」のことは全くアタマになかった。
・「銃後の花ちゃん」には鳩の街を舞台にした「鳩野まち子の場合」
という短編漫画が載っている。「銃後の花ちゃん」は地元の方が
買ってくれた。
・わたしの場所は、床の間を背にして座れる好位置。となりはとかげ
さん。反対側が、古書たなごころさん。10月1日に神保町に
オープンした古本屋さん。長谷川伸や吉川英治、山手樹十郎の
初期の単行本が並ぶ。どれも表紙、扉絵の美人画すばらしい。
・前には、田端の石英書房さんと駄々猫舎。お手伝いでモンガ堂さん
がつく。こうして女性に囲まれると女子力を感じる。
古書たなごころ
http://kosyotanagokoro.blog135.fc2.com/blog-entry-5.html
http://go-jimbou.info/jimbou_map/spots/show/539
・リコシェさんも出店されている。黒岩比佐子さんの本などが並ぶ。
おっと、井上孝治のポストカードが大量にあるではないか。
井上孝治の息子さんがつくられているとのこと。わたしの一番好きな
駅のホームで汽車を来るのをのぞき込んでいる少年の写真はなかったが、
博多駅のSL、西鉄電車、市電のものなど7枚購入。いやあほんとうに
いい写真ばかり。
・リコシェさんから「ふるほんばしvol.2」のちらしをいただく。
まだ、出店者を募集しているとのこと。
ふるほんばしvol.2
11月19日、20日、21日 深川
http://huruhonbashi.jimdo.com/
・不思議さんは、本ではなくベーゴマなど雑貨類。こどもが集まる。
脳天松家さん、市川糂汰堂さん、古本Tさんなど顔なじみが並ぶ。
・買った本は一冊。甘夏さんから殿山泰司「三文役者のニッポンひとり旅」
(ちくま文庫)。2冊も持っているのにまた買ってしまった。ははは。
・きつつき工房さんからはしおりを買う。これがかわいい。
・ドンベーブックスさんは、鈴木荘の2階という別の会場。ここの階段が
急で恐ろしい。元アパートでアートスペースとして解放しているとのこと。
ちょっと横浜の黄金町を思い出す。
・とかげさんに店をみてもらって、昼食。どこで食べるかは決めていた。
アート&カフェ こぐま。開店当初、三鷹の梅沢珈琲店の豆を使っていたのだ。
このブログにもよく出てくるが、梅沢珈琲店には毎週のように通っていたが
店を閉めてしまった。その縁でこぐまに是非行きたいと常々思っていた。
・スープパスタとこぐま珈琲を頼んだ。梅沢珈琲店に紹介してもらったお店の
豆を使用しているとのこと。おいしい。
・こぐまでは、とも吉夫妻とKさんにばったり。そこに南陀楼さんも登場。
・売れたのは12冊。ほとんど漫画でした。
・同じ場所で打ち上げ、帰りは台風も去って雨があがっていました。