今週のまとめ

帰って来たやまがら文庫フェア 開催中!

・15日は、帰りに千駄木古書ほうろうによる。
 宮地ご夫妻とアルディージャのことや水族館劇場
 のはなしをする。仕事がうまくいかなくて
 ムシャクシャしている時にはこういう時間が
 わたしには大切。
辺見庸「眼の探索」(角川文庫)を購入。

眼の探索 (角川文庫)

眼の探索 (角川文庫)

・16日は、阿佐ケ谷cobuへ。永島慎二遺作展に。
 「青春裁判」の原画をじっくり眺める。うーんと
 うなってしまった。被告を真ん中にした裁判風景が
 ふかんで描かれている。じゅうたんの模様がひとつ
 ひとつ細密に書き込まれている。全体に細い横線が
 ストライプになって引かれていて、被告のところだけ
 線がとぎれていてスポットライトを表現している。
・一枚の原画の中にある無数のアイデア
 なんど眺めてもあきない。
・17日は、駿河台下ヒナタ屋へ。偶然にもタビノトリカゴ
 さんにお会いする。考えてみたら2007年秋の「一箱
 古本市」では、コムムの前でヒナタ屋とタビノトリカゴさん
 が店主で、わたしが助っ人だった。それからのご縁だ。
南陀楼綾繁さんが今月の「本が好き」(光文社PR誌)の
 「本町通り(ブックストリート)を歩こう」に
 「一箱古本市に重要なのは人なのだ」と書いていらしたが、
 まさにそれを実感する日になった。
・18日は、お誘いを受けて、阿佐ケ谷対山館で「永島慎二
 原画展」の打ち上げに参加。いろいろお話ができてよかった。
・「カラオケでは、いつも柔道一直線を歌う」という話を聞いて、
 わたしなんかまだまだだなって思った。