・15日は、帰りに千駄木古書ほうろうによる。
宮地ご夫妻とアルディージャのことや水族館劇場
のはなしをする。仕事がうまくいかなくて
ムシャクシャしている時にはこういう時間が
わたしには大切。
・辺見庸「眼の探索」(角川文庫)を購入。
- 作者: 辺見庸
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2001/03
- メディア: 文庫
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「青春裁判」の原画をじっくり眺める。うーんと
うなってしまった。被告を真ん中にした裁判風景が
ふかんで描かれている。じゅうたんの模様がひとつ
ひとつ細密に書き込まれている。全体に細い横線が
ストライプになって引かれていて、被告のところだけ
線がとぎれていてスポットライトを表現している。
・一枚の原画の中にある無数のアイデア。
なんど眺めてもあきない。
・17日は、駿河台下ヒナタ屋へ。偶然にもタビノトリカゴ
さんにお会いする。考えてみたら2007年秋の「一箱
古本市」では、コムムの前でヒナタ屋とタビノトリカゴさん
が店主で、わたしが助っ人だった。それからのご縁だ。
・南陀楼綾繁さんが今月の「本が好き」(光文社PR誌)の
「本町通り(ブックストリート)を歩こう」に
「一箱古本市に重要なのは人なのだ」と書いていらしたが、
まさにそれを実感する日になった。
・18日は、お誘いを受けて、阿佐ケ谷対山館で「永島慎二
原画展」の打ち上げに参加。いろいろお話ができてよかった。
・「カラオケでは、いつも柔道一直線を歌う」という話を聞いて、
わたしなんかまだまだだなって思った。