・28日(土)は第4回 国立コショコショ市に参加しました。
・今回は、国立駅北口のroom103というイベント会場。
ガラス張りで奥がカフェスペースになってました。
経営する「レットエムイン」のアンティーク書棚や
テーブルに参加した20店舗が本を並べました。
岡崎武志さんいわく
・ほんとうにそうですね。それだけにいままでに経験
したことがないおしゃれな古本市になりました。
・やまがら文庫は、テーブルの上に木箱を借りて
並べました。となりがピッポさんで、前が
とかげさん。保育社のカラーブックス50冊ほどを
中心にして。売れたのは20冊。買ったのは2冊。
いやあ、今回はいい本が安くでているお店が
多かった。出店していなかったら10冊は買って
いたでしょう。
・開店時間から盛況でお客さんのきれることがなく、
閉店を30分延長したほどです。
・売上金を手にして、国立駅前で打ち上げ4時間。
*
・29日(日)はきのうの疲れをひきずって、神保町の
東京堂書店へ「山之口貘を語る生誕110年、没後50年
トークイベント」を聞きにいきました。
・山之口泉×井川博年×白井明大の3人。
・前半は、山之口獏について、後半は詩についてのはなし。
正直、もっと泉さんのはなしが聞きたかった。
山之口獏は、終戦の日にゲートルを燃やしたというのが
印象に残った。どんな思いがあったのだろう。
・白井明大さんがおっしゃっていたのは、
山之口獏の詩は、詩がこころにある。
・ということ。獏さんの詩がこころに残る、こころに響く。
自分もそういう詩を書いていきたいと。
- 作者: 山之口貘
- 出版社/メーカー: 思潮社
- 発売日: 2013/10
- メディア: 単行本
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自らの朗読CDが入っている。これ欲しいなあ。
- 作者: 山之口泉
- 出版社/メーカー: 思潮社
- 発売日: 2011/01
- メディア: 単行本
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以前、ピッポさんから勧められて気になっていた。
泉さんから記念にサインをいただく。
・きょうのトークの3人は、2011年3月13日にこの本の
刊行記念にトークを行う予定が震災で中止になった
そうです。
*
・トークのはしご。半蔵門線で押上へ。
・あたり前ですが、スカイツリーがでかい。放浪書房
トミーの旅帰りの記念トーク。
・押上 一軒家カフェ ikkAへは、押上駅から歩いて
水戸街道とぶつかったかどのお店。30分前についた
のに満員に近い。お客さんいなかったらかわいそう
だなあと思っていたのに30人強も集まった。
・人気あるんだなあ。スライドで旅の写真を見せて
もらったが、旅のあいだもおっかけがいるほどの
人気。
・「男はつらいよ」のテーマソングが流れてトミー
登場。いつも通りのうるさいハイテンション。
・20万円の中古車で3か月、古本を売りつつの旅の
記録。あっちこっちの古本屋やカフェでいろいろ
な人のお世話になり、職務質問を受けながら。
食べたラーメンややきそばのはなし。
・かれのどこにでもずかずかと入っていく性格なのに
結構すうっとひとのハートをつかんでしまう。
そんなトミーを改めて思い起こさせてくれました。
・トミーがいいこと言ってたよ。
古本だと著者に印税が入らないから自分が読む本は新刊で買う
なかなか言えません。なかなかできません。
全然もうからないけれど古本の旅はやめられません
ですって。
・トミーのことだから、あれもこれもで企画を盛り込み
過ぎていて、終わったのは午後10時。急ぎ東武線に
乗り込み、ほしどろぼうにならず無事に帰宅。