・ETV日曜美術館の北斎を見ながら、コシズカハムのコンビーフ、墨絵のイチジクパン、
萬福亭のニカラグア産珈琲の朝食。至福の日曜日の朝である。
・あっ、あけましておめでとうございます。ことしもよろしくお願いします。
ことしは酉年なので「やまがらさんの年ですね」なんてうれしいことを
年賀状に書いてくれた方がいらっしゃいました。
・きのうは、おとといに終電で帰宅するも早起きして「さわこの朝」
を見る。午前中はだらだらと過ごし、でかける。
・電車を乗り継ぎ、南阿佐ヶ谷の書店「書原」をのぞく。20年ぶりぐらいか。
入った瞬間、「あぁ、書原だ!」と。毎日のように通っていた西新橋 書原
の空気がそこにあった。ジャンルが細かく分類されていて、作者の名前で
わけられてもいる。軽い本ばかりを並べた最近の書店のような雰囲気がない。
・新宿に出る。新宿三丁目のC5出口からあがるとすぐにSPACE雑遊がある。
SPACE雑遊10周年のイベントに来る。平田満+井上加奈子の「(お)もろい夫婦」を
観るために。リーディングをいう形の芝居である。舞台にたつお二人が台本を
手にしながら、平田俊子さんの詩集「(お)もろい夫婦」を読んでいく。
・平田さんの詩集のなかでも毒を含んでいて、ギャグ満載の「(お)もろい夫婦」。
これを以前からみたいと思っていた。漫才のようであり、夫婦喧嘩のようであり、
おかしかったなあ。最後は平田俊子さんも檀上にあがり「甘い傷」と2つの詩を
リーディング。ひとつは「戯れ言の自由」に載っている「犬の年」だった。
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・いま読んでいるのがこれも平田俊子さんの「低反発枕草子」。
これはもう良質のエッセイで、ことばのひとつひとつを分析して、解説を加えて
もひとつおまけにシャレが効いている。
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・そうそうSPACE雑遊10周年のイベントは、缶ビールが配られて、太田篤哉 X 椎名誠、
太田篤哉 X 平田満のトーク。そのあと鏡割りで米沢の美味しいお酒がふるまわれる。
生で椎名誠が見られるとはなあ。
・そとに出て、思い出したことがあった。SPACE雑遊は、マルセ太郎の追悼公演を観に
きたなあ。10周年記念にいただいたパンフレットによれば2007年12月コメディオンザ
ボードの「酒場劇場」だった。寒い中行列に並んでた。もう9年も前か、あのころの
ことをちょいと思い出した。
・桂花でターロー麺食べて、ベルクでアイスラテ飲んで帰宅。