・ことし読んだ本のなかでのベスト3。
・平田俊子「(お)もろい夫婦」(思潮社)
- 作者: 平田俊子
- 出版社/メーカー: 思潮社
- 発売日: 1993/09/01
- メディア: 単行本
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高村光太郎を取り上げた対談。平田さんが智恵子の死
に関して独特の意見を持っているのがおもしろくって。
Pippoのポエトリーカフェ 2011年1月29日
平田俊子×Pippo 日暮里 古書信天翁
http://pippo-t.jp/newpage196.html
・そうか震災前か。ずいぶんと遠いむかしのような気がする。
・「(お)もろい夫婦」は詩集なのですが、挿画が蛭子能収。
普段はこころにしまっておくべきことをストレートにだして
しまった……という詩。思っていることを口にだして、尚かつ、
行動してしまう別居夫婦は怖い。
・「ピアノ・サンド」「わたしの赤くて柔らかな部分」「手紙、のち雨」も読む。
*
・那須正幹(文)+西村繁男(絵)「ぼくらの地図旅行」(福音館書店)
- 作者: 那須正幹,西村繁男
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1989/01/31
- メディア: 大型本
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この絵のなかにわたしがいるようだ。
「みる きく さわる 絵本展」2011年8月10日〜14日
練馬文化センター
http://blog.canpan.info/udsquare/archive/52
http://d.hatena.ne.jp/heno3ban/20110816
・西村繁男は、この絵本展で知った。それまでは、絵本に興味なかったのに。
ほかには「おふろやさん」「そんなことって?ある」を読む。
*
・川本三郎「マイバックページ」(河出書房新社)
- 作者: 川本三郎
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 2010/11/26
- メディア: 単行本
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ときだった。みんなで不要になった椅子や机を壊してバリケードのように
積み上げたことがあった。もちろん担任の先生に怒られた。
・テレビで毎日のように学園紛争のニュースが流れていて、ぼくらはそれをマネしただけ
なんだけど、時代の熱のようなものをこどもながらに感じていたんだと思う。
・「マイバックページ」を読んでこのことを思い出した。
・1974年のNHK銀河テレビ小説「黄色い涙」に出演していた保倉幸恵のことが
でてくるとは思わなかった。永島慎二やぽえむのことも。
・きょう久しぶりに阿佐ケ谷の喫茶cobuに行った。店長さんに聞いたはなしによると
最近の若い永島ファンは、cobuがぽえむだと勘違いしている人が多いそうだ。