2018年をふりかえる

・そうか西荻窪戎南口店のコの字カウンターがなくなって
 もう一年になるのか。あれから北口店に1回行ったきり
 だなあ。う〜ん、時間が経つのは早い。
・映画はほとんど深谷シネマで観ていたな。いままでは
 東京まで行って単館ロードショーが多かったけど。あれ、
 最近はネット予約になってきたから、高崎線が遅れたり
 するとあせるのですごい早めに家をでて時間をつぶすの
 がネックだった。深谷シネマは3つ先の駅だから重宝
 しています。
         
・本はことしの前半は読めなくて、ここのところペースが
 上がってきたから平年並みの読書量といったところか。
 でも途中で投げ出した本が多く、集中力の持続がなかった。
 新聞や雑誌も同様でほとんど読まないでたたんでしまったり
 でした。ほんとよくない傾向。原因はわかっているスマホ
 SNSである。
・新刊だと積読にするにはもったいないからと読み終わらせる
 のだが、つまらない本も多かった気がする。ほとんどが新書
 だけどね。
・ことしよかった本

「龍馬暗殺」桐野作人(吉川弘文館
「浮かれ三亀松」吉川潮新潮文庫
「マイルス・ディビス自叙伝1・2」(宝島文庫)
「ある男」平野啓一郎(文学界6月号)
「右翼の戦後史」安田浩一講談社現代新書
大山康晴の晩節」河口俊彦ちくま文庫
「悪魔の玉手箱」時実新子(実業の日本社)
「言の葉さやげ」茨木のり子花神社)

・「右翼の戦後史」は新書だけど一気読みしたなあ。
 マイルスの自叙伝はおとらのマスターに進められて
 読んだ。いままでマイルスの伝説がどれだけ偏見に
 満ちていたか。
・それぞれ目を開かせてくれた、「言の葉さやげ」には
 まいってしまった。「人生で一番好きな本」っていう
 のがわたしのなかにはなかったのですが……
・来年もよろしくお願いします。