映画「ヨコハマメリー」に感動するわたし

早稲田松竹で念願の「ヨコハマメリー」を観る。早稲田松竹
はじめてであるが、椅子や内装がきれいでロードショー館並み。
なんでこの映画は感動を覚えるのだろう。なぜ、観る気持ちに
なったのだろう。映像に引き込まれながら考えていた。
時間が経っても答えはでてこないのだが。ひとつには時代の喪失感かな。
飼っていたねこが突然いなくなってしまったような(表現は悪いが)。
その事象が歴史を持っていれば、そのことに対して共有していた
部分があるのではないか。戦争を知らなくても、どこかで戦後を
感じていたならば……。ラストは涙をこらえるのが大変でした。