旅の記録・上

・古書ほうろうで特別鑑賞券を見つけて買っていた
 「今夜、列車は走る」を観る。渋谷ユーロスペースのレイトショー。
・いい映画は観る前から決まっているようだ。
 なんといったらいいのだろう。ドラマらしくない。
・感情を高ぶらせる音楽や笑わせる場面が
 計算されてあるわけではない。だからといって
 たんたんとしているということでもない。
・ドキュメンタリーを観ているような感じ。

バーボン・ストリート・ブルース (ちくま文庫)

バーボン・ストリート・ブルース (ちくま文庫)

・いま高田渡バーボンストリートブルース」(ちくま文庫
 を読んでいるのだが、このなかに好きな映画として
 「鉄道員」をとりあげ、こう定義していた。

切々としたリアリティが感じられるネオリアリズム映画

・うん。「今夜、列車は走る」の印象はこれが近いのかもしれない。
・ちなみに高田渡のCD「旅の記録・上」も買ってしまったのだ。
 金遣いが荒くなってきた。
[rakuten:guruguru2:10424953:detail]