・夕方4時40分。借りた自転車を返しに浦和を出発。
2,3kmのところでもうバテバテ。産業道路を川口へ。
・川口に入ったぐらいからペースがつかめ、車道を往く。
ギアは2番目に重い4。ガソリンスタンドは半分以上が
休業。空いている店は長蛇の車の列。
・川口から新荒川大橋を渡る。遠くにかすんだスカイツリー。
春の川風が気持ちよい。ダウンを着込んでいたのに暑いくらい。
・もう、道は慣れている。6時20分に日暮里の信天翁に到着。
ノンストップで18km 1時間40分。きょうの目標は「信天翁でビール」でした。
・山ちゃんがわたしの好きな黒ラベルを出してくれた。一気に2本飲む。
うまい。どうも、自転車が好きになってしまったようだ。
*
・帰りに荻窪で途中下車して、古本カフェ「6次元」の古本市に寄る。
荻窪 6次元「古本募金」
http://www.6jigen.com/
・夕飯を食べようと思って店に入ったのだが、それどこではなく、古本の入った
段ボール箱で埋まっていた。40箱はあるだろうか。
・集めた本には、値段がついていてその金額が募金になるというシステム。
デザイン系のビジュアルがなかなかいい本が多かった。6冊買う。
・本もそうだが、お客さんの熱気がすごかった。みんなの気持ちがここに
集まっている感じ。まだ、当分はやるそうです。
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・たまたま、地震の時に読んでいたのが、前野久美子「ブックカフェのある街」
(仙台文庫)。前野さんは、仙台「book cafe 火星の庭」の店主。
- 作者: 前野久美子
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- 発売日: 2011/01/31
- メディア: 単行本
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くれたのにはみんなホッとした。
・たまたまなんだけれど、この本に佐伯一麦のトークが掲載されていてそのなかに
主婦たちがトイレットペーパーがなくなるというんで大量に買い求めたりとか、
そういうのもほんとうはファシズムなんだよね。そういう、どっかから判断停止
になっちゃう人間の恐ろしさです。
というのが出てきてびっくり。
*
・Twitterがすごいなと思ったのは、地震に強かったこと。それとことばが、
こころを動かすのだなと思ったこと。作家や詩人、漫画家、ミュージシャンなど
がそれぞれのことばで表現しているのがすばらしかった。励ましたり、
ユニークだったり。いいつぶやきは100人以上のRTされていた。
被災地からのツイートも身につまされた。情報としてはマスコミより貴重だ。
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・雑誌「アエラ」の表紙が醜い。朝日の組織が狂っているんだろうな。上の人が
こうしようと言ったら、反論もできずにそのまま流されて世間にでてしまった
という感じかな。
・セリーグの開幕を強行しようとしている読売も同じだろう。
柔軟性を失った組織。
・衝撃的な映像を繰り返しながしているワイドショー的な報道しかできない
民放テレビも観る気がしなかった。
・これもTwitterだが、テレビや新聞を「旧メディア」とつぶやいていたのには納得。
*
・きょうはそんなことを考えながら自転車をこいでいた。