・荻原浩さんが直木賞か。おめでとうございます。
もう20年ぐらい前になるかな、荻原さんが
コピーライターだったころにいっしょに仕事を
したことがある。そんなに深い付き合いでは
なかったが、律儀で真面目な人だったな。
*
・17日は鷺の宮での「縁側一箱古本市」に行きました。
この一箱古本市はベランダ本棚さんが主催。
Asagoroという大正11年生まれの古民家を借りて
行われました。
・西武新宿線の鷺の宮駅に降りたのなんて30年ぶり
ぐらいか。Yohooのマップをたよりに川沿いの道を
歩きちょっと一周してしまったが、こののぼりに
たどり着いた。
・靴の脱ぎ畳に上がる。すぐに一箱が目に入る。
いやあ、もう店主は知り合いばかり。それに
お客さんからも「やまがらさん」とあっちこっち
から声がかけられる。「どうも」「げんき」
ってな感じ。
・ひな菊さんのかき氷を食べ、、スイカをいただき
夏休み気分。ママ猫さんの絵本の読み聞かせも
スムーズに始まる。この空間とママ猫さんの
落ち着いた声があうんだなあ、これが。
・結局2時間ほどいたのであろうか。
*
・珍しく本を5冊も買ってしまった。
・幻影文庫から水木しげる「熊楠」¥200
水木しげる「熊楠」
- 作者: 水木しげる
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 1996/10/22
- メディア: 文庫
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昔読んだかもしれないが……
・M&M書店から「つるとはな」創刊号 ¥500
「つるとはな」創刊号
- 作者: つるとはな編集部,岡戸絹枝,松家仁之
- 出版社/メーカー: つるとはな
- 発売日: 2014/10/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ぺらぺらとめくっていたら火野正平インタビューが!
この記事の冒頭で火野正平の紹介をしているのだが、
これが適確でまとを得ていてなるほどと感心させられた。
「感動したとか癒されたとか、大仰で安っぽい言葉を
この人はけして口にしない」
「カメラがあろうとなかろうと、どんな人に対しても
態度が変わらない(若くてきれいな女性は例外)」
「道端のお地蔵さんに小さく手を振っている瞬間を
女たちは見逃していないのだ」
・インタビューは鈴木るみこさんか。覚えておこう。
観察眼の鋭い人だなあ。
・晴山屋から梨木香歩「水辺にて」¥200
梨木香歩「水辺にて」
水辺にて on the water / off the water (ちくま文庫)
- 作者: 梨木香歩
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2010/10/08
- メディア: 文庫
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・晴山屋さんは初めてお目にかかる。この本は
なにか気になっていたんだよな。
・レインボーブックスから永六輔「赤坂檜町テキサスハウス」¥400
永六輔「赤坂檜町テキサスハウス」
- 作者: 永六輔,大竹省二
- 出版社/メーカー: 朝日新聞社
- 発売日: 2006/03
- メディア: 単行本
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・永六輔追悼ですな。レインボーさんにくいよ。
・ほくろ堂から「奥深きB級てぬぐいの世界」¥100
自家製冊子。たぶん第二弾だと思う。おしゃれではないけれど、
とても味わい深いデザインのてぬぐいがB級てぬぐい
だそうです。ほくろ堂さんっぽいなあ。
*
・縁側一箱古本市は、アイデアに満ちてました。
わたしが一番やられたと思ったのは出口調査。
帰りの際にアンケートがあるのだ。それも最近よく
テレビでみかけるやつ。質問に答えてイエスかノーに
丸いぽっちシールを貼る、あれ。
・このあとはモンガ堂に向かいました。