写真集 秩父悲歌

・ここのところ天気のいい休日は、秩父あたりの
 山を歩いている。冬だからほんと小さい山。
 標高500mぐらい。時間にしても3時間ぐらい。
・ことしはずっと晴れているから山道に雪は
 ついていない。それでも北側の斜面は雪が凍っていると
 思われるので避けたルートを計画している。
・登山靴があればどうにかなるのだが、もう何十年と
 履いていた軽登山靴とワークブーツが相次いで底が
 割れたりしてダメになった。カネがないのでいまは我慢して
 3800円で買った防水の短靴で出かけている。
       
・山から下りて、ブックオフへ行く。ブックオフに行くのは
 久しぶりだ。ふと思ったのだが、新刊書店が町になかったら
 ブックオフもやっていけないんだろうな。
・「写真集 秩父悲歌」清水武甲(春秋社)をみつける。

秩父悲歌―秩父事件の心と風土 (1971年)

秩父悲歌―秩父事件の心と風土 (1971年)

・1971年刊の大型写真集。毛筆でサインが入っている。
 清水武甲は、白サギの田中徳太郎とならんで埼玉を
 代表する写真家。子供の頃は、よく図書館で写真集を
 ひっぱりだしては眺めていたなあ。
・「秩父事件の心と風土」という副題がついているように
 秩父事件の痕跡を追った写真集になっている。
・どうも年のせいか郷土史に興味がわいてきて、秩父事件
 知りたいテーマのひとつ。秩父事件というと井出孫六
 読まなくてはだな。
       
ブックオフに行かなくなったのは買いたい本が見つからなく
 なったからなのだが、ここのブックオフでは古い本が多く
 久しぶりに7冊も買ってしまった。