・いつも祭りのあとは、谷根千を散歩したくなる。
「本の縁日」が終わって、きょう谷根千を歩いてみた。
・朝早く起きて、8時すぎには西日暮里に着いた。
・HAGISO→喫茶おとら→ひるねこBOOKS→往来堂書店→
リバティ→オールドスクール→古書信天翁→コシズカ→
古書ほうろう→一由そば。
・なんともう、ひみつ堂には行列ができていたのにはびっくり。
HAGISOで「はじまりの谷根千展」をみる。おとらまで行って
一服。珈琲がうまいなあ。ひるねこさんで串田孫一の装丁の
よい本を見つけて購入。往来堂で多少。
・わたしにとって新刊書店は往来堂だけでよいわ。リバティで
ぶどうぱん。コシズカでコンビーフ。これで朝飯が楽しくなる。
・ほうろうで予約していた萬福亭の珈琲豆を購入。持っているだけで
珈琲の香りがたまりません。昼飯はいくつかふられながら一由まで
行ってげそ天そば。いつもこればっかし。こんどはかきあげBにしよう。
*
・鴻上尚史 『孤独と不安のレッスン』(だいわ文庫)読了。
- 作者: 鴻上尚史
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2011/02/09
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はなっていたが、演劇にはあまり興味がないので本は読んだことが
なかった。年齢はわたしよりひとつ上。10代からひとり旅をしている
から同時代の空気は吸っている。なにかの雑誌にユースホステルの
ことを書いていて「そうそう、そうだよ」と思っていた。
・この本で投げかけていることが広まれば、日本で起こっている問題の
多くは解決できるのではないか。たとえば、いじめや差別。社会の
多様性が叫ばれていながら、実際の日本人のこころの奥底には右へ
ならえの意識に取り込まれている。
・これは大げさではない。ほんと現代の生きずらさは「同調圧力」
「自尊意識の低さ」が原因なのは間違えないだろう。
・だいわ文庫は初めて読むのだが、なかなか良い本にめぐりあえた。