清水俊史『ブッダという男』

 

・清水俊史『ブッダという男』(ちくま新書

ブッダとはどんな人だったのか。毎日新聞の書評を

 読んで興味が湧き読んでみた。

・まず「2500年前のインド人」ということに驚き。

 言われればそうなんだけどインド人であった、

 なんて考えたこともなかった。

・初期の仏典から装飾を排して事実を探っていく、

 というのはむづかしいのだ、ということもわかった。

 ブッダのお教えを受けた多くの弟子たちが衝撃を受けて、

 後世に教えを伝えていったということでもブッダ

 大きさがわかる。

         *

・しかしことばの理解がわたしにはなかった。輪廻、業、

 無我、煩悩、解脱、因果応報なんかはなんとなく意味

 がわかるが。縁起とは仏教用語だとどういうことなの 

 だろうか。

・まあ、これを機会にすればよいということだろう。