なぎら健壱「東京酒場漂流記」(ちくま文庫)を再読する。
この本のなかに甲類焼酎のことが書いてある
甲類ーアルコールを水で薄めただけのもの。
だから無味無臭。いわゆる種類の水増し用アルコールがこれ。
酒業界では「原料用アルコール」などと言っている。
医療用アルコールにも使用される。
水で薄めてアルコール度36度未満。
通称、ホワイトリカー。
甲類焼酎は、焼酎でもなんでもない。
アルコールの水溶液を焼酎とよんで飲んでいる。
たまに飲み屋で宝焼酎25度を飲むが、頼む気がなくなってしまった。
ほんとによくもまあ、こんなものを永年飲んでいるものだ。