古本屋のある町2「富士書房」(北本)

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・「富士書房」は、JR高崎線北本駅東口駅前にある。

 駅前の古本屋ってめずらしくないかい。わたしが

 知っているのは西武新宿線 新井薬師前の文林堂書店

 ぐらい。だいたい駅の近くにある古本屋は商店街

 なんかからちょっとずれた横町にひっそりあったり

 することが多いんじゃない。知らない駅に降りて、

 この角を曲がったあたりに古本屋はないかななんて、

 探しているとそこに「古本」の看板が出ていたり

 すると「やったー!」ってなるよね。

・「富士書房」は、文庫本が充実していて男性作家、

 女性作家、歴史もの、均一などに分かれていて、

 50音順に並んでいるので探しやすい。探しやすいと

 いうのがわたしにとっては、好きな古本屋のポイント

 なんだけど。ジャンルわけがキッチリしているのは、

 気持ちいいよね。まあ、ぐちゃぐちゃもいいんだけど、

 詩のコーナーがとびとびにあったりするともうちょっと

 どうにかならないの、って思ってしまう。

山川直人さんの「コーヒーもう一杯Ⅲ」(エンターブレイン

 を購入。

          *

・せっかく北本にきたのだからと「石戸蒲のサクラ」を

 見にいくことにする。まだ、開花まで1か月あまり

 ありますが。

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大河ドラマ「鎌倉殿の13人」を楽しくみていますが、

 このサクラは頼朝の弟である源範頼が植えたといわれる

 伝説がある。大正時代には樹齢800年で幹回り11m、

 日本の5大サクラのひとつに数えられていて天然記念物。

・いまは残念ながら二代目だそうでそこまでは大きくないが

 風格を感じさせるサクラである。

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・幹の前に古い石の祠のようなものが気になる。

 いまは保管しているそうだが、日本で4番目に

 古い鎌倉時代の板石塔婆が置いてあったそうだ。

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北本駅のホームの案内板。開花したらまた

 来てみたい。