火野正平+NHKチームこころ旅『人生下り坂最高!』

 

火野正平NHKチームこころ旅『人生下り坂最高!』

 (ポプラ社)読了!

・テレビ放映が終わるとロス感ただようのが、松重豊

 「孤独のグルメ」と火野正平「にっぽん縦断こころ旅」

 だ。この本でスタッフが書いているが”火野正平

 ひとたらし”だということ。それは画面を通してこちらにも

 伝わってくる。

言葉が出ないときは、無理に何も言わないでおこう、と

・これは東日本大震災の次の年に岩手を訪れたときのことば。

「たいへんだったね」と言うのがさ、なんかおこがましい……

 と言う理由。なんて謙虚なんだろう。

あちこち被災地だからさ。

山古志行ったって、普賢岳行ったって、神戸行ったって、

奥尻行ったって。

・「時間はかかるだろうけど明るくなっていく」と。

 津波にあった奥尻島のことまで。

        *

さて「こころ旅」おれにとって運動になっているのか、

寿命を縮めているのか。

・こういうおもしろいことをいうのも火野正平ならでは、

 ですね。