茨木のり子『言の葉さやげ』

 

茨木のり子『言の葉さやげ』(河出文庫)読了!

・わたしの一番好きな本である。元本の単行本は

 1975年発売だから48年かかって文庫になったと

 いうことか。

・ボーナストラックというか、元本に入っていない

 3編が追加されているということで即購入しました。

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茨木のり子のなにが好きかと言ったら、ことばの

 使い方が正確無比なところ。あやふやなところがない。

 それでいてユーモアがある。どちらかというと詩より

 散文というかエッセイのほうが好き。

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緑の痰のように美しかった少女

・ちょっとあたまが混乱する。緑の痰って、あたまの

 悪いガキの枕詞だろうにとか思えるのだが。