・ここのところ月一のペースで山歩きをしている。
近くの奥武蔵や秩父の山ってあまり登っていなかった
ので新鮮な気持ちになれる。小川町や東秩父などの
道の駅で地物を買うのが楽しくてしょうがない。
・ここ3回ほど下りで右足の太もも裏がつっぱるように
なってつらい。いろいろな老化が進んでいるが、足だけ
は自信があった。のだが、両ひざの痛みにはじまり、
右足のアキレス腱痛。整形外科でリハビリを行ったが
あまりよくならず。もう整形外科には行きたくない。
・ショックだなあ。ことしは目標があって山に行って
いるのだが。
*
・岸正彦『断片的なものの社会学』(朝日出版社)を読了。
- 作者: 岸政彦
- 出版社/メーカー: 朝日出版社
- 発売日: 2015/05/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (45件) を見る
「年末恒例アンケート 今年の収穫」で何人ものかたが
この本を取り上げていたので、ずっと気になっていた。
- 作者: トマソン社
- 出版社/メーカー: トマソン社
- 発売日: 2015/12/03
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (1件) を見る
例外として「この本があったら買おう」と決めている
ことがある。今回の不忍の一箱では、『断片的なものの
社会学』がこの本だった。
・千駄木の郷に出店していた「悪い奴ほどよくWる」の箱に
刺さっているではないか。いやあ、Wるさんの箱では毎年
買ってしまう。昨年は、濱口竜介監督の本、おととしは
格安のDVDを2本。
*
・それにしてもこの本は面白かった。断片的と言っているだけ
に小さな出来事なんだけど非常に興味深いこと。たとえば、
その海亀がふと、こちらを振り返り、目が合った。
・そのことによって、生きて帰ってこられたのだが。そういう
ことがあるのだな。
・著者はマイノリティーへのインタビューが仕事上多いそう
なのだが、その人たちのはなしも興味があってつきない。
私たちは私たちの人生に縛りつけられている。
・もうこれ以上引用しないようにするが、こういう考察というか、
こういうことばに押しつけがましさがないとことが
いいんだよな。
・先日、小説「ビニール傘」が芥川賞に続いて三島由紀夫賞も
候補になっていたがWるで落選して、たすきにWるで落選と
書いて肩から下げていた写真が自分のTwitterに載せていた
のがおかしかったな。相当にいいキャラですよ。