2007-01-01から1年間の記事一覧

振り返ってばかりいてもねえ

きょうも毎日新聞の夕刊から。三面は特集「あの日に帰りたい」。 山口洋子「私だけの昭和」は三島由起夫をとりあげている。 岡崎さんの「あったあった」は中満須磨子「紅茶キノコ健康法」(地産出版)。 そして玉木研二「肉声再生」はディスカバージャパンの…

団地人の高齢化

わたしがいつも通っている理容店は、大きな団地のすぐ近く。 店主ははなし好きのおばちゃんで地域の情報などよく教えてくれる。 床屋のはさみを研ぐのを商売にしている人がいる。 3ヶ月に一度たずねてくるという。わたしが行ったときに ちょうど来ていた。 …

たまには買った本のこと

今週、買った本のこと。 9月25日(火)<荻窪・ぶっくお> 江戸川乱歩「心理試験 他六編」(春陽堂文庫) 森茉莉「私の美の世界」(新潮文庫) *火曜日はささま書店が休みか <吉祥寺・ぶくお> 清水邦夫「幻に心もそぞろ狂おしのわれら将門」(レクラム…

鳥玄坊もびっくり

今日も毎日新聞の夕刊から。安倍晋三は「美しい国へ」(文春新書) を書いたが、福田康夫は?……というのが二面の特集ワイド。答えは、 衛藤征士郎との対談本「一国は一人を以って興り、一人を以って滅ぶ」 (KKベストセラーズ)だけらしい。この本が売れてい…

ぴあの創刊号

おとといは「秋も一箱古本市」の助っ人集会に参加するため 千駄木へ。ちらしの折りを手伝う。そのあと、若い女性と おっさんの混成珍チームでちらしを置かせてもらうため お店を回る。谷中銀座から夕やけだんだんを登って右に まがり朝倉彫塑館の前を通って…

甲類焼酎=アルコール水溶液

なぎら健壱「東京酒場漂流記」(ちくま文庫)を再読する。 この本のなかに甲類焼酎のことが書いてある 甲類ーアルコールを水で薄めただけのもの。 だから無味無臭。いわゆる種類の水増し用アルコールがこれ。 酒業界では「原料用アルコール」などと言ってい…

11月17日以降

「酔客万来」酒とつまみ編集部 酒とつまみ社(仮)を読了。 言わずと知れた季刊誌「酒とつまみ」に連載されているインタビュー。 中島らも、井崎脩五郎、蝶野正洋、みうらじゅん、高田渡。 酒豪ばかり。このインタビューはある意味画期的である。 インタビュ…

秋も一箱古本市

遅ればせながらの告知。 谷根千にて恒例の一箱古本市が開催されます。 2007年10月13日(土)11:00〜17:00 雨天決行です。詳しくは、青秋部ブログへ http://d.hatena.ne.jp/seishubu/春には、店主として参加しました。秋は お手伝いをさせ…

原稿用紙のブックカバー

きょうも仕事の帰りに毎日新聞の夕刊を買う。 月一コラム鷲尾賢也「本のウチソト表裏」を読む。 「街から書店がどんどんなくなっている」というはなし。 非常に重要な問題だ。書店関係の本も紹介されている。 上村卓夫「書店ほどたのしい商売はない」(エデ…

そう思った

改めてこのブログは本の周辺について語る(お伝えする)もの であると。昨日も、実は本屋さんをまわった。いつも電車からみえて 気になっていた昭島「さわやか文庫」。国立では、「谷川書店」 「みちくさ書店」「ぶっくお国立店」によったが、結局買わなかっ…

公約どおり

公約どおり、国立「ひょうたん島」に行ってまいりました。 実に2年ぶり。というのも、前回は「ひょうたん島」の帰りに 大学通りをバイクで走っていてこけてしまったのです。 なので、なんとなく行きづらかったのだ。 シロクマがカップヌードルを食べている…

なみをちゃぷちゃぷ

武蔵境のぶっくお105円文庫本コーナーで、 「ひょっこりひょうたん島2ーライオン王国の巻(下)」 井上ひさし・山元護久(ちくま文庫)1990年初版 を見つけて購入。言わずと知れたNHK人形劇のシナリオだ。 全6巻ぐらいあるんだったけなあ。この本は…

こころ休まる場所

毎日新聞金曜日の夕刊はいつも楽しみ。というのも、3面は 「読みたい」と題して全面本の紹介。そのなかに「晴れても降っても」 というコラムがある。きょうは飯嶋和一。森山大道写真集「遠野物語」(中公文庫) が紹介されている。学生時代の暑い夏、御茶の…

「た」からはじまる

ブックオフに行って一番緊張するのが、「た」の プレートがハサマっている棚である。なぜかというと 「た」の頭文字ではじまる著者の本を探しているから である。文庫や単行本のコーナーだったら、竹中労と 田中小実昌。漫画コーナーでは、高野文子、滝田ゆ…

永島慎二雑記30

小学館プロダクツから刊行された「ある道化師の一日」「ひなこちゃん 旅路」 のことを書かなくてはと思いながらも…… 録画していたテレビ東京「美の巨人 円空 洞戸三尊像」を観る。 最近、どうにも円空仏のホンモノを観たくてしょうがない。 観終わって「フー…

夏のNHKにはまる

むかしから、お盆のころに定評があった。 ドラマ「鬼太郎が見た戦争」。ドラマ「紅い花」や 「寺島町綺譚」を踏襲した手法がNHKらしい。 香川照之の演技がすばらしい、 水木しげる本人よりも水木しげるらしかった。 NHKスペシャルでの「東京裁判シリーズ」 …

通勤電車に食堂車

会社のかえりに腹が減ってしまって。通勤電車に 食堂車でも付いていればなあ……などとアホみたい なことを考えていた。そんなことを空腹のあたまで 思い出したことがあった。かれこれ30年も経つだろうか。 わたしは浦和の実家から水道橋まで、学校に通って…

わたしのハードディスク

いつだったかは忘れたが、書評を読んだ記憶がある。 長嶋康郎「小道具ニコニコ堂です」(河出書房新社) 主人(著者)とお客さんのやり取りが愉快。多彩な登場人物が 楽しませてくれる。ニコニコ通信に書かれている手書きの 文字もよし、イラストも味がある…

きょうは暑いヨ

暑いなあ。生活がダレダレでこまったもんだ。 以前から気になっていた本を読む。 鴨志田穣「日本はじっこ自滅旅」(講談社) さいばらの漫画は、随分と読んでいるのだが、旦那?の 本ははじめて。なぜか、この手の本が好き。椎名誠の 「日本最末端真実紀行」…

原作を読んでみようか

遅ればせながらマキノ雅彦の「寝ずの番」をDVDで観る。 伊丹十三の「お葬式」と比較しながら、見始めたのだが…… それがバカげていたことがすぐに気づいた。おもしろかった。 イントロのつかみはすごかった。これ以上のものはないのでは ないか。全編下ネタ。…

め・かた・こし

ブログも久しぶりなら、Jリーグ観戦もいつ以来だろう。 肩こりに加え、腰痛まで引き起こす始末で、体調わるし。 長時間座っているのはつらいが、味スタにFC東京x大分を観に行く。 お目当ては、梅崎司。それに大分に新加入した鈴木慎吾。 二人とも小さくて、…

こんなときこそ……

昨日、図書館で花村萬月「愛は、むずかしい」(角川書店)を 借りて読む。こんな気分のときこそ花村萬月だぜ。 ほんとうは違う本を探していたのだが、貸し出し中の ようで、この本がめに入った。花村のエッセイは少ない。 そしてどれもイイ。この本もぺらぺ…

なんかいまひとつ

ブログに書き込む熱も下降気味。サッカーもいまいちだし。 このけだるいじめっとした熱さのせいにするのもね。いまさら。 肩がぱんぱんにはっている。「パテックスぺたんシップ」を両肩に。 どうもワーカーホリックに入ってしまったような気もする。 本が読…

神保町へ行く楽しみ

南陀楼綾繁さんのブログで知った神保町書肆アクセスが閉店すると いうはなし。うーん、青天の霹靂。 最近は、神保町へ行っても書店や古本屋に立ち寄ることも 少なくなったがアクセスだけは顔を出していた。 なにかおもしろい本が探し出せるという雰囲気をい…

ロッカールームのオシムさん

昨日のオーストラリア戦はなかなかよかった。 相手を考えての戦術が見て取れた。ほとんど 高いボールのセンタリングはあげていなかった。 憲剛がよかったね。予選の試合は目立たない存在だったけど…… 延長戦のラストのほうで、憲剛が味方がだれもいないとこ…

素浪人月影兵庫

うーん、残念。テレビ朝日の新時代劇「素浪人月影兵庫」の 第一話を見逃してしまった。 あの品川隆司がでていたそうな。あーああ。 こどものころ好きだった「焼津の半次」。 はなに掛けてしゃべる独特のポーズがなつかしい。 焼津がどこにあるか日本地図で調…

目からウロコ……これも違うのかなあ

自分に文章能力のないことがよくわかった。 高井信「ショートショートで日本語をあそぼう」(ちくま文庫) これを読んでいてつくづくわたしは日本語を 理解していないことがわかった。ひどかった。 『閑話休題』。これの本当の意味は さて(話を脇道から本筋…

でかいショートケーキ

今日もハードスケジュールだった。 9時に市役所に「身分証明書」をもらいに行く。11時に家をでて、料理研究家のスタジオで撮影。 2品を試食させてもらう。うまい。やはりプロは違う。 トマトをきれいに切る技に感動する。撮影を途中で 抜け出し、会社へ…

東海林さだおの似顔絵がよい

山崎方代、名前だけは知っていた。こんな短歌を 作るとは思っていなかった。目の前にある土瓶で こんなにたくさんの短歌ができるのだろうか。 それが不思議。目の前の静物とそれを鑑賞している 自分。その動きであたかも会話がなりたっているような そんな感…

永島慎二雑記29

きのうはタイトルもつけずにブログをアップしてしまった。 申し訳ない。なさけない。 ……………………………………………………………… 山川直人の漫画も4冊目。「コーヒーもう一杯2」を 読んでいる。作品のなかには小道具がいいアクセントを つけている。コーヒー道具はもちろん…