2006-01-01から1年間の記事一覧

古本とハゲ

つげ義春の名作に「古本と少女」というのがあるが、 なぜか古本屋にはハゲた客が多いなあ。 11月5日(日) もう当分やめたとあれだけ言っていたのに 性懲りもなく高円寺・西部会館へ 古書店地図帳(図書新聞)400円 森まゆみ「不思議の町 根津」(ちくま…

長崎の坂1

先週は長崎に行ってきた。あたり前だが港町は坂道が多い。 しかし、横浜や神戸、あるいは函館の坂道とは違う。 だからといってオランダ坂を想像されるとこまるのだが。 なんたって階段が多い。それも入り組んでおり直線ではない。 幾重にもあみだくじのよう…

憑かれたように古本を買う

10月28日(土) ぶおふ 長崎住吉店、長崎葉山店 城市郎「発売禁止の本」(桃源社)S41年 小林信彦「私説東京放浪記」(筑摩書房)1992 田中小実昌「カント節」(福武書店)1985年 つげ義春「貧困旅行記」(新潮文庫)H7年 高野文子「絶対安全…

永島慎二雑記1

ブオフでマンガを買ったらこんなものがはさまっていた。 うれしくなるよね。80年代だか、90年代だか (非常にアバウトではあるが)に杉並区移動図書館の 停留所の看板キャラは「旅人くん」だった。 西荻窪で見たことがある。いまだに杉並区の 図書館キャ…

ぴんこらしゃん

そろそろかな、って思って本屋に行く。 大沢在昌の「新宿鮫 狼花」(光文社)もそうだった。 続きが読みたいという想いが強い本ほど、続編が 待ち遠しい。この本もそうだった。 花村萬月「百万遍 京都恋情」(新潮社) 「百万遍 青の時代」も文庫本になった…

シンジの横顔が表紙

シンジの横顔が表紙。目は真剣だが、どことなく 哀愁がただよう……といったら、失礼か。 それが「Number 664」(文藝春秋)。 特集は「日本サッカー 黄金の行方」。 シンジが表紙だもん、買うしかないでしょう。 このあいだの試合でもシンジは最後の1分し…

本がくるくる

お知らせをひとつ。 武蔵野市図書交流センターがチャリティブックリサイクル 「むさしの 本がくるくる」を14日、15日に開催しました。 次回、第2回は11月11日、12日です。詳しくは http://www.library.musashino.tokyo.jp/aizo/aizopage1-0.htm …

試合自体はいまひとつだったが

昨日のサッカーアジアカップ予選のインド戦。 内容的にはいまいちだったが、オシムの采配には目を見張った。 DFの水本が脳しんとうを起こして退場を余儀なくされた。 前半終了間際だったが。これがジーコだったら迷わず 控えのセンターバックを交代で入れた…

久しぶりに新譜を買ったのだ

わたしが聞く音楽というとどうしても 70年代をひきづったものになってしまうのであるが。 高田渡のトリビュート盤「系図」を神保町の ディスクユニオンで中古で買いました。 このなかで「手紙を書こう」という曲を ビューティフルハミングバードが歌ってい…

子供の想いは忘れない

今日は、「すわ親治ひとりコメディ6」を見に いってきた。ゲストは山口智恵。場所は ゴールデン街劇場。こんな劇所あったんだ。 家を出る前に劇場に電話した。「すわオヤジさんの チケットありますか」相手はキョトンとした感じ。 「すわシンジのひとりコメ…

感謝!感激!雨ひどい!

永島先生のお嬢様から、「永島慎二の世界」(チクマ秀版社)を 送っていただきました。ありがとうございました。 感謝!感激!うれしかった。 ここのところくすぶっていたものが晴れ渡った感じ。 「その周辺」は、30年も前の周辺雑記だが、 この頃から病気…

たまにはね、サッカーのはなし

昨日の日本代表の試合。久しぶりにいい試合だった。相手もよかった。 アッピア、ムンタリ、ピンポンなど早くてうまくて、 守備陣もうまいね。バランスがいいよ、ガーナは。 1対0で負けたんだけれども、負けたにしては悔しい想いもない。 いつ以来だろ。こ…

矢祭町がんばれえ

あの矢祭町がいろいろと苦労しているという。 ちょっと古いはなしではあるが…… http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006091700073&genre=K1&area=Z10 はじめに条件をつければよかったのかもね。 寄付していただいた本が余った場合は、 古本屋に売り…

ホッピーといえばホイス

読み終わったよ。 大竹聡「中央線で行く東京縦断ホッピーマラソン」 酒とつまみ社(仮)2006年 実におもしろかった。以前、ブログで連載を読んでいた ということを書いていたが、読んでいないかも知れない。 なんども「グフッ」と吹き出してしまった。こ…

成功本より失敗本

仕事がうまくいかない時って、どうしようも ないもんで。ミスを繰り返していて、 クライアントに社長といっしょに頭さげにいって、 次の日にまた大ぽかをやってしまった。 なんでこうなってしまうのか。 自分の異常さを初めて知ったね。こりゃやばいぞって。…

暗いね!

自分のブログを読み直していての感想。 全体的に暗いね! こんなだとは 思わなかった。もっと先進的なこと前向きなこととか 書けないものかね。 じゃ、最近のボツ川柳。 ……………………………………………………………… どっちかな街で見かけたおすぎかピーコ お行儀が悪そうです…

ちょっと落ち込んでいます

仕事を依頼するってことは、信頼関係が ないとなりたたないことですよね。 その信頼関係を得るってことは、 並大抵のことではなりゆかないですよね。 そういうことって、普通にやっていれば できるということではない。 でも、刺激を与えてくれる人がいまし…

まだまだ続く読書の秋

昨日から今日にかけての本の購入 1・大沢在昌「新宿鮫9 狼花」(光文社) 吉祥寺・リブロ ¥1,600 9月24日 待ってました。シリーズ5年半ぶりの新作。 新聞広告をみて、「オッー」と思わず声を あげてしまった。紙が薄く感じるのはなぜだろう。 2…

いせやが大変

今日は、久しぶりに午前中に吉祥寺へお買い物。 井の頭公園の近くに原付を停めて歩く。11時半。 焼鳥屋・いせや本店の前を通ると行列ができている。 50人くらい。いくら立て替えが決まったと 新聞に載ったからって。うーん。日曜日の昼前だぜ。 店に張り…

もつの煮込みベスト1

昨日はひさしぶりのはしご酒。 帰りは、疲れのせいか寝過ごしてしまい、 あなおそろしや眼が覚めたら「立川」だった。 青梅行き直通電車だったから、終点までいったら どうなっていたやら。浜松町「秋田屋」。 言わずとしれた名店。最近新築したのだが、昔の…

読書の秋ですかねえ

ここのところわたしが買った本の紹介 1・日本の名随筆「古書2」(作品社)1997年 荻窪・ささま書店 525円 9月16日 土曜日 きれいな本である。いつもの均一棚を探っていたのだが めぼしいものもなく、漫画コーナーへ。その横に 日本の名随筆が何…

感受性が低いというコンプレックス

NHKの「日曜美術館30周年記念番組」を観ていた。 その中でアトリエ訪問というコーナーがあって 岡本太郎などのアトリエが紹介されていて、 思い出したことがある。 以前、仕事で横尾忠則のアトリエにいったことがある。 本人に会えたわけではないのだが、…

後をひく関係

野坂昭如「文壇」(文藝春秋)では、野坂の流行作家に対する コンプレックスが描かれている。嫉妬かもしれない。 テレビで拝見する風貌とは違う内面を持っている。 それを隠すために酒を飲んでいるのかな。 「わたしは何も持っていない」というのが わたしの…

とんずらこいてどこへ行こう

情報センター出版局の星元編集長は、 仕事に行き詰まると北海道の遠軽(確か)に 雲隠れをするというはなしを聞いたことがある。 そういう場所を持てるというのは必要だよね。 自分の今いるところよりできるだけ遠いところ がいいんだろうな。わたしだったら…

自然の恩恵

「これなんだわかります」と、梅沢珈琲店店主が、 ピンポン球ぐらいの大きさの茶色い実を目の前に置いた。 「ライチですか」とわたし。こたえは「とちの実」。 常連のお客さんが井の頭公園で拾って持ってこられたそうだ。 そこへその常連のお客さんが登場。 …

悪夢はなにを意味しているのか

3日の日曜日に歯の抜けた夢をみた。 下の前歯。わたしの場合、下の真ん中の2本が 乳歯だから、夢のなかではそれが抜けたのかと 思ったが、その右隣の歯だった。この世の悪夢。 野坂昭如が「文壇」(文芸春秋)の中で 「吉田健一と泰司のは文体模写はまった…

無題

ツタヤでDVD「妖怪大戦争」を借りる。 キャスティングの妙だね。忌野清志郎のぬらりひょん、 竹中直人の油すまし、岡村隆史の小豆洗い。 それもあって水木しげる、村上健司「水木しげるの 日本妖怪紀行」(新潮文庫)を読んだ。 数々の妖怪の伝承が書かれてい…

大手町庄屋のメニュー

名古屋の喫茶店でランチのミソカツ定食を頼んだら 小鉢が4品も付いていて、うれしくなったことがある。 ところかわって東京大手町の庄屋へはランチを よく喰いにいくのだが、メニューに意味不明のことばが。 「日替わり定食」やら「ジンギスカン定食」と 並…

ADSLがつながらずパニック

ここ数日ネットがつながらずパニックってしまった。 こういうところが一番弱い。何がいけないのか。 別にこちらは設定を変更した訳でもないのに。 結局、モデムを再起動したらつながった。 なんと単純なこと。もう少し勉強せい。 と、神の声が聞こえてくるよ…

酔っぱらって音羽館

いつものコース。西荻窪に降りた時のコース。 戎→音羽館→無限書房。これが王道。邪道は、 戎→ねこの手書店→信愛書店。以前、 音羽館で松本充代を買った。酔った勢い。 ガロに連載していた頃のファン。なつかしくて 「健康不良少女」など3冊。いやああの頃 …